『いっこく堂劇場』は、私のバイブルと言ってもいいぐらいだ。2000年のころは、今のようにインターネットも発達していなかったためだ。私が、いっこく堂さんのファンになった時に初めて買ったビデオだ。いっこく堂劇場は、私の腹話術の基本とも言える。昔話や童話をおもしろく腹話術作品にしている。

いっこく堂さんのホームページにも記載がない。知る人ぞ知る作品だ。いっこく堂劇場を今見たくてもみることができない。
どうして？
ビデオデッキがないからです。もう購入できない作品ですが、復刻版でDVD＆ブルーレイで売り出してくれたら嬉しいです。
ネット全盛期の今の時代、なかなか難しいとは思いますが・・・。
有料でネットで視聴可能になったら、まっさきに買います！
何百回見てもいいものは、またみたいものです。
いっこく堂劇場は、テープが壊れるかも？というくらい視聴しました。
見過ぎて・・・とうとう私はとんでもないこともしました。
とんでもないと言っても変なことではありません。
とても労力のいることをやりました。
今のように、声を出すと文字にしてくれる時代ではありませんでした。
20年以上前、私はいっこく堂劇場というビデオを、文字に起こすことにチャレンジしました。
当時、私はボイスレコーダーを持っていなかったので、カセットレコーダーにビデオの音声を録音しました。
録音時間は、ビデオの時間でした。録音されたカセットテープを聴き、文字に書き起こしました。
文字に書き起こすと言っても、ノートに手で書きました。
パソコンで文字を打つことに20年以上前は、不慣れだったからでした。
カセットを聴いては、ノートに書き、聴いては書きを繰り返しました。その作業に集中したおかげで、数日でできあがりました。
途中であきらめるということはなく、ひたすらその作業を繰り返していると、不思議なもので映像が頭に浮かんできました。
そのノートは、今でも大事に持っています。
次回は、いっこく堂劇場の詳しい内容を一部だけ紹介したいと思います。
あと写真も添付しますのでお楽しみに！