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血迷うと人はこうなる

以前、事務所の先輩方と一緒に食事に行かせてもらう機会があったんだけど。

5人という少人数ながらもその中には話したこともない先輩もいてガチガチな僕。


正直行きたくない気持ちが優勢だったんだけど今後の事を考えたら多少無理してでもと思い、事務所から程近いコジャレたレストランに行くことに。



そもそもそんな雰囲気ある場所に馴染みないの僕からしたら全てがアウェイなわけであって

メニューだってよくわかんない感じだしでも先輩だって待たせれないし、仕方なく先輩と同じものを注文。




その際店員さんに

「食後のお飲み物はいかがなさいますか?」


と聞かれ緊張のあまり僕がいい放った言葉は







「あ、…じゃぁ アイスコーヒーのホットで」



間髪入れず先輩の水平チョップがとんできた。


                 木下ゆうた

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