見出し画像

五黄の寅とINFJ

劇団WAGNASオンダです!

厳密にINFJ記事ではないというかほぼ関係ないのですが、もしかしたらちょっと関係あるかもしれない!とも感じましたので、同じ項目のマガジンにまとめました。

さて、「五黄の寅」ってご存じでしょうか?
僕はこの「五黄の寅」に該当する年に生まれています。

12つの干支は皆さんご存知と思いますが、それに加え9つの九星というものもあるようです。
その干支「寅年」と九星「五黄土星」が重なり、要するに36年に一度発生するのが「五黄の寅年」だそうです!

で、その組み合わせが沢山ある中で、五黄の寅は良くも悪くも最強!と言われているみたいです。

詳しくは専門サイトが沢山ありますのでそちらをどうぞ。

で、結論から言いますと僕はこの手の「生まれ持った属性」を殆どと言っていいほど信じていません!
この記事を読めば、その理由がもしかしたら少しはご理解いただけるかもしれません…(笑)


子供の頃…
幼少期、僕の家族はごくごく普通の過程であり、別にこういう占い的なものに傾倒している人はいなかったものの、やはり古い世代の婆さんなどは事あるごとに「お前は五黄の寅」だと言ってきた訳です。

別にいじめられていた訳でも嫌がらせでもなく、言わばタダの年寄りの戯言です。
祖母と険悪だったという事もなかったし、むしろ祖母から見た家族の中では恐らく僕が一番仲良くしていたのではないかと思うほどですし。

しかし事あるごとに「五黄の寅」と言われるのは、なんだか癪でした(笑)

現在と違って当時はパソコンもネットもないわけですから、言わば「正解」が分からないんですよ。

僕はもちろん、下手したら両親さえも「五黄の寅」なんてことば聞いたことはあってもほぼ無知なレベルだし、そんな環境の中では「祖母の語る五黄の寅の定義」こそが、絶対的な正解だったわけですね。

祖母が言うには、五黄の寅は、頑固で理屈屋で悪くて強くて暴れん坊でとんでもない奴だと。
良くも悪くも強さ、また場合によっては偏った強さを持つから、お前は物騒だ的なことばかり言われていました(笑)

幼い頃の僕は神経質で短気だったので、それを諫めるニュアンスもあったのかもしれないので、少し嫌だったけど別にそれ以上はないです。


その後…
ただ10歳前後に成長し知恵をつけると、大人を言い負かすのにハマりだしました。

ですがまだ子供なのでいつものように癇癪?を起こすと「お前は五黄の寅だからな!」とテンプレかのように言われます。

待ってましたとばかりに「そんなこと言ったら俺の学年は8割五黄の寅になる訳だけど、あいつらも全員頑固な暴れ者なのか?」的なことを言い返したわけですよ。

そしたら「そういう屁理屈叩くのが五黄の寅なんだ!」と返され、大人の理屈ってズルイ!と感じながらも、それ以後祖母の口から五黄の寅の話は減っていったような気もします。

まぁ僕も小学校高学年や中学生へ成長し、家族相手に無駄な癇癪を起こすことがなくなったのもあるでしょうが。

小学校高学年以降は、早すぎた中二病もあってか、変に悟った眼で世の中を見るようになってしまい、無駄なトラブルは起こさないようにと自分の世界に生きるタイプとなってしまったため、反抗期なども一切ありませんでした。

この頃はいわばINFJの兆しの時期だったのかもしれません(笑)


そして今…
しかしやはり、「五黄の寅」は良くも悪くも僕にとって大きなテーゼで、今思い返しても何とも言えない気持ちにさせられます。

10歳前後の僕が言った「そんなこと言ったら俺の学年は8割五黄の寅になる訳だけど、あいつらも全員頑固な暴れ者なのか?」という屁理屈的な疑問は今でもとても思います。

例えばMBTIなどは自分で考えて選択した結果で内面から溢れだしたものなので、一つの言葉と言う檻に閉じ込めてしまうという乱暴さはあるものの、信憑性が高いものと感じています。

しかし干支や星座や血液型なんかは、ただその時に生まれたってだけで、男か女かくらいの根源的なパーソナル属性でしかないと思ってしまうんですよね。

確かに36年に一度しか発生しない五黄の寅は社会の中ではレアなのかもしれませんが、例えば同窓会をしたら8割は五黄の寅が勢ぞろいするわけですから(笑)

そんな曖昧で極端なモノで人様の性格を判断しようというのは違うのではないかな、とやはり思います。

ゆえにあんまり信じていないんです…
発想はとても面白いなと思いますし、信じる人を否定はしませんけれどもね。


【お知らせ】
劇団WAGNASの団員(一緒に活動するメンバー)募集中です!

東京の新たな魅力とノスタルジーを感じたい方はぜひ劇団WAGNASへ!!
※芝居はしません…

興味ある方はこちら↓↓まで




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?