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最近コナンの映画をひたすら見ている

劇団WAGNASオンダです!

表題の通り、最近コナンの歴代映画をひたすら見ています。

別に大好き!って訳ではないです。

コナンのアニメはもう20年近く見ていないし、漫画は小学生の時に友達の家で読んだ記憶があるかないか…っていう程度。

しかし最近はアマプラやらHuluなどのサブスクの影響で見やすくなったのは助かります。
特に今は最新映画が放映中だそうで、それを記念して過去映画全作品が公開中なんです。

世の中にはユーザーを騙す気満々の腹立たしいマーケティングが溢れていますが、こういう誰もがハッピーになれるマーケティングはどんどんやってほしいと思います(笑)

というわけで、各社サブスクの限定公開に乗じまして、只管見ているわけです。

で、見ているとなかなか昔を思い出すことが多い。

特に第一弾の「時計じかけの摩天楼」は父と弟と大宮の映画館へ行ったのを思い出しました。
1997年の4月だから、小5の10歳の時か…。

次作の「14番目の標的」は小学校の友達の家の汚い部屋でビデオを見たのを覚えています。
ソムリエが犯人だよってネタバレされたことは、何故か今でも記憶に残っています(笑)

3作目の「世紀末の魔術師」は家のこたつで金曜ロードショーか何かで婆さんと見ていた記憶があるなぁ。
多分中一か中二の頃だけど、お前こんな小難しい話分かるのか?と、言われた記憶がありますねー。

ていうか、今の若者は「世紀末」なんて言葉は一切ピンとこないどころか、下手したら聞いたことさえないのではないでしょうか。

また「世紀末の魔術師」のメインは怪盗キッドなんですが、それ以前のアニメ版で登場した彼が超カッコよくて小学生時代に仲間内で大ブームでしたねぇ。
早すぎた中二病集団だったことなども、なんだか懐かしい思い出です。

4作目「瞳の中の暗殺者」5作目「天国へのカウントダウン」6作目「ベイカー街の亡霊」も、金曜ロードショーか何かで見た記憶はあるけれども、
あまり覚えていないと言うか、年代的にちょうどアニメを見なくなり始めた頃だったので、そりゃあね…と言った感じではありますが。

しかし逆に言えば、明確に10代の子供時代に見た記憶がある作品は、6作目まででした。

7作目以降は成人…というか30歳以降に、多分この手のサブスクで上がったときにちょいちょい見た記憶はあるものの、「〇作目」や映画の時系列を気にして視聴したことはありませんでした。

はい、それを今一気にしている訳です!
1作目から最新の27作目まで、ひたすら毎日見る作業を続けています(笑)

しかし27年か~
当時はコナンに年齢の近い子供だった自分が、完全なるおじさんの年齢になる訳ですね~(笑)

昔から人気はあったが、特に近年の人気は過剰な盛り上がりを見せているように思えます。
やっぱりコンテンツとして女性ファンをつけると商業的に強いっていうのが、コナンからも証明されました(笑)

しかしコナン…いつ終わるのだろう。

僕の中でアニメ漫画等の手の創作物って、3つに分けています。

①永遠ループ世界 (サザエさん、ドラえもん、ちびまる子ちゃん、昭和のギャグマンガなど)
②ループ世界風の背景ストーリー (名探偵コナン、美味しんぼ、クッキングパパ、戦隊シリーズなど)
③完全ストーリー (ドラゴンボール、呪術廻戦や鬼滅などジャンプ漫画、平成仮面ライダーなど)

もちろん中間もあり、特に②と③の間は特に多いイメージです。
平成ウルトラマンは典型的なそれだし、多分近年のコナンもそうなりかけていますね。

①は文字通り永遠世界だから永遠に続けていい。
キャラがずっと年齢を取らなくても、舞台がずっと70年代のままでも、死んだキャラが翌週理由なく生きていても、なんでもいい。

②はちょいシビアで、背景にストーリーを続けるならば、リアル時系列もちょっと気にしてほしい。
時代や流行の変化や時系列もだが、それ以上に読者の年齢の時系列の話ね。
ただ、この手の作品はもちろん完結したり最終回を見ることに大きな意味はあるが、意義はそこだけではないようにも感じる。

③はさらに顕著で、ワンピースやハンターハンターはさすがにもう終わってくれとしか思えない。
面白い面白くない・好む好まざるの話ではなく、ストーリー漫画の20年を超える長期連載は「当時の少年」への裏切りでしかないと自分は感じてしまいます…。

コナンは②寄りだから完全な③よりまだマシとはいえそろそろ…とは思いますね(笑)

まぁ自分は今のところ一応健康なのとそこまでのファンって訳ではないので、コナンもワンピースもハンターハンターもまだまだ続いてくれてぶっちゃけ構わないのですが、
もし、これらの熱烈ファンで幼少期より何十年と最前線を追いかけてきて、しかし急な事故や病気で亡くなって結末を知りようがない人などは、本当にめちゃくちゃ可哀想だなと思ってしまいますからね…。

話が変な方向にそれましたが。コナン映画は結構面白いです!

ハチャメチャではあるがエンタメとしてはこれ以上ないような設定やケレン味のある主役陣の大立ち回り、一見小難しそうなトンデモ科学&警察描写も子供大人共に好奇心を満たせるし、思いのほか各キャラ設定やラブコメ要素のクオリティが高くて、これだけ続く理由がたくさんあります。

特定の層に媚びてる?と思われるような部分も確かにありますが、起承転結きちんとハッピーエンドになりつつほんのりビター要素もあるという、大人ぶりたい少年少女の欲求も満たせるようしっかり少年漫画しているところも素敵です。

子供の時は最高にミステリアスでクールだと思っていた怪盗キッドは、今見るとカッコいいけどそれ以上にお茶目で普通の感性した兄ちゃんだし、
設定では同い年となってしまった小五郎や奥さんの妃弁護士は、自分なんかよりはるか立派でアダルティな大人に見えてしまうのも面白いです。

以前名言マガジンで紹介した「大分麦焼酎二階堂」の、

昔、憧れた大人は、
いつも映画と小説の中にいた。

精悍な顔つき。
少しキザな台詞。
たまに見せる子どものような無邪気さ。

今日も、あの頃のように、
古い映画の話でもしながら盛り上がろうか。
飲みたい人は、会いたい人です。

↑コナン映画を見ていると、これに似た気持ちを掻き立てられますね~

自分ばかり年を食って、でもあの頃の彼らはあの頃のままに、現代でも変わらず縦横無尽に活躍を続けているわけですから、ほんのり切ないものです。
比較的リアル寄りな世界観であることもそれを助長させますね。

まぁつまり何が言いたいかと言うと、アマプラやHuluのサブスクに入っている人は、コナン映画をぜひ見ましょう!っていう話でした!

現在絶賛公開中「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」は、オンダの推し?である怪盗キッドも出るみたいだし絶対面白いと思いますよ~
僕はサブスクで出るのを来年まで待ちますが…(笑)


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