写真学科にイトウ君という奴がいてカメラを担いで街へ出る後ろについて回っていたことがある

東京中にストライキで溢れる人々を撮りに行ったものだ

授業料より高額なカメラを持ち必死でシャッターを押した作品に写っている姿が叫んでいる怒号を今の時代のカメラマンたちには想像できるだろうか