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バーチャルリアリティ

 あくまで私個人の趣味ですが、21世紀になってから急激に面白くなった科学?…学問?分野?…を、2つあげれば、
 ひとつは行動遺伝学における遺伝が占めるパーセンテージと、もうひとつは、量子物理学などからアプローチされるシミュレーション仮説 です。

 難しい話しは割愛しますが、私の結論を申し上げると、要は、
「我々は、仮想現実世界…つまり、バーチャルリアリティの世界の住人である」ということです。
 これは決してSFの話しをしているのではありません。

 その真偽や根拠の話しもすっ飛ばして、重要な難問はそのバーチャルな世界…つまりこれは夢のようなものなのですが、この夢からいかに覚める方法を見つけるか? ということなのです。

 幼い頃から私は病弱で、長い夢を見ているそのさなかにそれが夢であることを認識し、夢の中でそれを確認する作業を行い、夢だという確信を得たうえで、さらにその夢の出口を探しました。

 もちろん空間的な出口だけでなく、呪文…ではないですが、自分の行動や考え方などで夢から覚めるスイッチが入ったこともありました。

 多分このバーチャルから覚めるということは、我々の社会では死亡を意味します。
 死んでしまうのはいささか惜しい気がするので、課題はすなわちバーチャルな世界でいかに楽しく生き延びるか? ということに尽きるのではないでしょうか?

 この世がバーチャルであることの証明は量子物理学の学者にまかせておいて、私のような文系は証明手続きをぬきに早合点して、つまり想定を確定としてとらえ、先走りした哲学や思想を追求する。

 日本の片田舎の山口の片隅で、この世界の神秘の追求を思索しております。

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