自宅介護

  6年前に父親が、目が二重に見えると弟に

 訴(うった)え、自宅近くの眼科へ連れて

 いたらしく、先生の診察ではー

「脳梗塞(のうこそく)」の疑(うたが)いが

 あるとのことで、隣町の病院へ緊急搬送された

 ので、わたしは仕事を早退し、病院へ…

 

  色々と検査したり入院が3~4ヶ月し、自宅療養を

 2年半くらい家族で交代しながら、父親を見て

 いました。家族も「疲弊(ひへい)」していき、

 周りの助言(アドバイス)を受けて役所で、

 いろんな「療養施設」を紹介されて、いくつか

 の施設に入居させてきましたが、「本人」が

 拒否(きょひ)し、また「自宅療養」を余儀なく

 され、自宅近くの老人ホームに空きがでましたと

 連絡があり、入居させることにしました。

 

  それからは、家族も「安堵(あんど)」して

 ました。入居から、2年後に体の不調で「入退院」

 を繰り返し3年前に病院でー

「息を引き取りました」と病院の医師から連絡

(せんせい)私の携帯に電話があり、仕事を

 早退し、焦(あせ)る気持ちを必死で抑(おせ)

 えながら、病院に着くと父親は冷たくなっていた

…いま思うと私にもっと「知識」があれば

 自宅で「幸せがいっぱい」で看取(みと)って

 あげらたんじゃないかと…この失敗を次に

 活かしたい。

 

#あの失敗があったから

お忙しい中、いつもご覧いただき ありがとうございます。サポートして もらえると幸いです。