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人気のチャットGPTと知事

応答式AIであるチャットGPTの進化は目まぐるしく、完成度が高く、応用の幅も広いため、世間の注目を浴びています。

世間の関心が高くなったチャットGTPについての県知事さんの発言が最近話題になりました。中国地区の知事さんの対応を比較してみます。

■鳥取県知事は「禁止」

県議会の答弁資料作成や予算編成、政策策定など県庁の業務で職員が使用することを禁止すると発表しました。H井知事は「チャットGPTよりは『ちゃんとジーミーチー(地道)』で地道にやったほうがよっぽど民主的で、地方自治の本旨が生かされる」と持論を述べました。

全国知事会の会長でもあるH井知事の発言でしたが、時代に逆行する発言で「鳥取は大丈夫か?」と受け止められたようです。得意のダジャレ『ちゃんとジーミーチー(地道)』もシラケてしまいました。

「知事が禁止する」「チャットGPTは危険」という印象を与える発言は、知事自身のマイナスイメージになった感がします。

「県庁の業務の中で、職員が考え、判断する大切な部分はAI(チャットGPT)に任せたりしないで、人間がやっていく」のは、当たり前のことです。
この当たり前のことを、「職員が使うことを禁止する」ということで、ICTの利便性を否定するだけでなく、職員自身に、自分たちは悪用するかもしれない人間だと知事は思っているというマイナスメッセージを与えてしまったように私は感じました。

■山口県知事は「利点を活用」

山口県のM岡知事は「様々なリスクを排除しながら、利点を最大限生かして活用していく」として、近く県のデジタル推進局内にAI活用検討チームを立ち上げる方針を表明。利用する上での当面のルールも作り、既に県庁職員にも示したそうです。
策定したルールは「入力するのは公開情報のみ」「得られた情報の根拠や正当性を確認する」「得られた内容は内部検討のみに活用する」の3つ。M岡知事は「あくまでも業務の補助者としての役割のみ活用。県として判断する場面などには使わない」と強調しました。

まともです!

■島根県知事は・・・?

島根県の○山知事は「情報漏洩などの観点から職員が使用する端末にはセキュリティーソフトが入っている。チャットGPTの使用を禁止しているわけではないが、使用できなくなっている」と説明。「使おうとすればセキュリティー水準を下げてということになるが、今はその考えはない」と述べたそうです。

なんだかトンチンカン。

禁止はしてないが積極的に使う考えはない。そもそも使えない。「セキュリティが優先なので便利なICTは否定します。」的な考え?

時代遅れの鳥取県のH知事よりも更に遅れてる印象を受けました。

■子どもたちはどうみる?

ICTが学校に入ってGIGAスクール構想が進んできています。
ICTの利点を活用してうまく使っていくのが大切だと子どもたちに伝えています。

チャットGTP(確かに個人情報の扱いの問題が指摘されていますが…)は、使い方によっては、有効な道具です。その力がすごいことで、使う側の人間が試されているのです。

大人が見せるICT活用の姿勢というのが子どもたちにとって大事なのだと思います。

教員のICT活用指導力の都道府県レースで中国地区トップで9位の鳥取県は少しブレーキがかかり、15位の山口県はスピードアップし、最下位47位の島根県は回復の兆しも見えない。(?)

私の原文

鳥取県は、教員のICT活用指導力の都道府県レースで、中国地区トップの栄光を手にしたものの、その輝きには今一つの煌めきが欠けていた。一方、山口県はその輝きを増し、勢いを加速させていた。しかし、島根県は回復の兆しすら見えない、絶望的な状況に陥っていた。

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