見出し画像

「人生の節目」にやるべき2つのこと

『人生いろいろ、男もいろいろ、女だっていろいろ〜』なんて演歌がむかし流行りましたが、ホント人生はいろいろ。

地球で人間やってると『バラもコスモスたちも枯れておしまい!!』ってな気持ちになることもありますわね。。。

さて、今日は前回のつづき。
誰もが通る『人生の節目』のはなしです。

私たちの人生には結婚、就職、出産、病気など、様々なライフイベントがありますが、それらを『体験する・しない』も『得る・失う』も、人によって異なりますよね。そして、その回数も時期も人それぞれ。

しかし、こうしたライフイベントが起こりやすい時期というのが誰にでもあるのです。

それが『人生の基盤』を作る土星の7年の節目。

先日のnoteで7の倍数の年齢と書きましたが、土星は公転周期約29年なので実際その影響が強く出るタイミングは『約7.3年』ごとと、その前後数年。

7歳前後、14歳前後、21歳前後、28〜30歳頃で一周終わり。次のサイクルは、36歳前後、43歳前後、50歳前後、58〜60歳頃。次は65歳前後。。と続きます。

その中でも特に影響が大きいのは28~30歳頃と、58~60歳頃の出生時の土星の位置に、運行の土星が回帰する『サタンリターン』のタイミング。

この節目の時期は、『このままじゃダメだから、人生を変えていこう!』と結婚や転職など、新たなチャレンジを始めていく時でもありますが、離婚を決意したり、病気が悪化して治療をしなければならなかったり。
はたまた、リストラや会社の倒産に巻き込まれ、これまで信じていたものが崩れたり、自分のやり方が社会では通用しないと気付かされたり。。

特に一回目の『サタンリターン』のタイミングでは、大きな損失や、人生の試練と思えるような体験となることも多々。

画像1

それもこれも、これまで親や周りの人の言う事、社会の共通認識が正しいと信じてきた私たちが、盲目的に『良い』と思っていた生き方や働き方、人生とはこうあるべきだ、結婚はこうでなければならない等々の、『他者の価値観』を手放して『自らの体験から導き出した価値観』で生き始める為の大切な節目だからこそ起きることなのです。

約7年の節目にやるべき2つのこと

土星は『長期間安定して継続出来る生き方や考え方』を促しますから、仕事をし過ぎていたり、我慢をし過ぎていたり、自分に無理強いして大切なものを見過ごしている人にはやり過ぎを削ぎ取る出来事が起こります。逆にやるべきことをやらないで濁してきた人には、ドシッと負荷がかかる出来事が起こり「今のままでは、この先やっていけないよ!」と人生の見直しがかかるわけです。

つまりこの時期にやるべきことの一つ目は、やり過ぎていることを見直し、やり足りていない事にチャレンジすること。

そして2つ目は、自身の価値観、生活の仕方、働き方、お金の使い方、パートナーとの関係等々、経年と共に変わった『現状』に合わせてアップデートすることなのです。

もしも今『節目』の手前や真っ只中にいて苦しい状況が続いているなら、『これから7年も、今のままで大丈夫?』と自分に問いかけてみてください。

答えが『Yes』であれば、時が経つのを待ちましょう。

『NO』であればもう変え時です。

現状に即した新たな基盤を『今』ここからガッチリと作り始めれば、これからの7年は確実に変わっていきますからね。


画像2

このはなし、私は『三匹の子ブタ』の物語みたいだなって思うんですよ。

年金問題もあんな感じですし、生涯現役でいるためには時代の風に吹き飛ばされないような『自分の家=基盤』を築いていかないといけませんよね。


それでは、良い週末を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?