「押し売りしない」と「魅力を伝えない」を混同していませんか?
押し売りされるのが好きな人は居ません(よね?)
ワッキーもそうです。
人付き合いならわざわざ魅力を伝えなくても繰り返して会うことで魅力が伝わってゆくかもしれません。
ですがHPやLPと言った目的がある販促媒体で魅力を伝えないのはやはりもったいないです。
今回は日本人が特に苦手とする「自分の魅力を伝えることの大切さ」について書いてみます。
1.「言わなくてもわかる」は「言わないとわからない。」
ウェブの文章を読んでいるときに一文字一文字を精読していますか?
もちろん興味津々の内容だと精読するかと思います。
ですが何気ない文章や記事、ましてやセールス文のほとんどはざっと読む「ななめ読み」になることがほとんどです。
そんなななめ読みしている方にもきちんと伝わるように見出しやビジュアルを使って魅力は余すことなく訴求すべきです。
ちょっと考えたらわかるからと言ってその魅力を書かなかった場合は魅力に気付かずに「いまいちだな~。」と感じてページを閉じられてしまうかもしれません。
あなたの素晴らしい商品やサービスは購入者に金額以上の満足や体験をもたらすはずです。それを気付かせてあげる必要があります。
誤解される方がいらっしゃるのですが100%の内容を誇張して120%で伝えて嘘を付けと言うのではありません。
多くの場合が80%程度しか伝えていないので魅力を余すことなく100%伝えましょうと言いたいんです。
企業さまによっては80%どころか50%も魅力を伝えていない場合もあります。
過去に合ったせっかくの魅力が伝わっていない例を紹介します。(少しぼかします)
その企業さんは魅力が沢山あったため、箇条書きで魅力を紹介していました。想像して頂けたらわかると思いますが多すぎる箇条書きはすべて読む気を削ぎます。
ワッキーはその魅力を引き出さなければいけなかったため、一つ一つすべてに目を通していました。
その箇条書きの中にポツンと「天皇陛下にお出しした」という一文が!!
「いやそれ誰も気づかないでしょ!?そこに書いてたら!!」思わずそんなツッコミをしました。
沢山の魅力があることは素晴らしいことですし、全部書くべきです。ですが何を強調すべきかはよく考えたほうが良いですね。
魅力を全部並列で並べただけなら「なんだかすごい会社」としか覚えてもらえず口コミも起こりにくいです。
しかし先の例で言うと「天皇陛下にもお出しした商品の企業」と言うと覚えてもらい易く、口コミもしやすいはずです。
伝わってこそ魅力です。伝わらなければ残念ながら魅力が無いということになります。
2.どうやって魅力を100%伝えるか?
まずは今伝えているメリットは100%で伝わっていないと疑ってかかりましょう。
推測ですがほとんどの場合ここがズレているように感じます。
なぜなら経営者さんにヒアリングしているとHPやLPに書かれていること以上のメリットが出てくることが多いからです。
そう考えると自社商品を知っている社内の人と話すよりも全く知らない第三者と話す機会を設けることで御社の魅力が見えやすくなるのかもしれませんね。
話を戻しますとHPやLPでは100%の魅力が伝わっていないと疑いの目線を持ちます。その上でお客様の声を再度確認してみましょう。
あなた自身がお客様と直接接するのならお客様が喜んでくれたエピソードや驚いてくれたことなどを書き出してみましょう。
そしてそれらを現在のHPやLPの内容に照らし合わせて確認します。
HPやLPを作成してから時間が経てば経つほど、刺さるポイントも変わるのでHPの内容とお客様の感覚がズレてきます。
それらのズレを補正しないとお客様にはきちんと伝わりません。
今、刺さる内容がきちんとHPやLPに反映されるようにしましょう。
3.最後に
いかがだったでしょうか?魅力は100%書いているはず!と思う方もあんまりはっきり魅力を伝えるのはちょっと…と思う方も良い機会と思ってぜひ見直してみてください。
特にお客様と直接接していて久しぶりにHPの文言を見直したのならほぼ間違いなく違和感に気づくと思います。
先の例のように刺さるキラーワードが強調されていないという点に気づくこともあるでしょう。
HPやLPはもちろんパンフレットやDM,チラシにも賞味期限はあります。全面刷新はしなくても時代に合わせて柔軟に対応することが大切です。
まとめると
・お客様の声をきちんと拾って100%魅力を伝えよう
・その中でも本当に伝えるべき部分を強調しよう
・定期的に見直して「今」刺さる部分を伝えよう
となります。
ほとんどのお客様は去る理由を言ってくれません。お客様が去ってしまう理由を作らない為にも24時間頑張ってくれているHPやLPと言った媒体は定期的に見直す体制を作ってみてくださいね。
機会損失を減らすことはもちろんですが自社の強みやセールストレンドを営業担当者間で共有することにもなるはずです。
ではでは。
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