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愛しの言いまつがい

娘の言いまつがいがどんどん減ってきている。それどころかテレビから言葉をどんどん吸収するもんだから、難しいことを言えるようになってきた。

でもいまだにあるのは歌詞の間違い。
最近は
♪やれ 鈴虫も鳴きだした りんりん りーんりん
♪秋の夜長を鳴き坊主
と歌っていた。久しぶりの言いまつがいに震えた。

子どもの言いまつがいが大好物である。

一番好きだったのはセミの歌。
♪どこにいるのか セミ のこのこ来るなよ セミ
のこのこ来るなよ セミ セミセミセミ セミセミセ・ミ・ミ・ミーン
これは2年連続でこのとおり歌っていたので、オリジナルを知らない私はそのままインプットした。
そしてこの歌詞。「のこのこ来るなよ」ってどういう立場のセリフ?この歌の目的はセミへの注意喚起?と、そのシュールさをとても気に入った。

今年もセミの季節に意気揚々と歌ったら、「違うよ!」と訂正された。
正しくは
♪どこにいるのか セミ なかなかいないぞ セミ
なかなか獲れない セミ セミセミセミ セミセミセミ ミーン
なのだそうだ。
さらに調べたら、最後のところが
♪セミセミ セミーン ミーン
だった。これも来年には正しくなっちゃうんだろうな。

言いまつがいが減っていくことはわかっていたから、忘れたくないものはメモをとっている。
珠玉のマイセレクションはこちら。

・ちっちっこっこ(きのこ)
・へりこぷちゃん(ヘリコプター)
・にしやつま(西松屋)
・男割り(お断り)

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