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三拍子定期単独ライブ「漫才の向こう側 vol.1」レポートその1(概要版)

2023年6月7日(水)20:00開演
三拍子定期単独ライブ『漫才の向こう側 vol.1』
会場 西新宿ナルゲキ

2020年1月の「漫PEACE vol.3」以来、約3年半ぶりに開催された三拍子の定期単独ライブ。

THE SECOND2024に向けてと言うコンセプトで始まったもので、ゲストは2丁拳銃と若手漫才コンビのきつね日和。

三拍子は時事漫才と新ネタを含む3本。合間にゲストがネタを披露し、三拍子とトークをする。

三拍子は3本ともとにかくおもしろくて楽しくて涙が出るくらい爆笑。
オープニングトークも漫才のようで会場からは拍手笑いが起こった。

1本目の長尺時事漫才は最近よく目にするあのニュースを政治から芸能まで。お笑い界隈が注目するあの芸人さんの話題も。
覚えにくいものを歌で覚える系もあり、三拍子の時事漫才の良さが詰め込まれていた。
ラストのTHE SECONDに関するネタは魂の叫びのようで見ているこちらまで笑って熱くなる。

エンディングで久保さんも言っていたが、とにかく熱量がすごい。
久保さんは開始数分で汗を垂れ流し、高倉さんは熱量に比例するように噴き出る飛沫が激しくなっていった。

2本目は久保さんの動きがおもしろくて爆笑してしまうコント系漫才。カオスな展開に会場からは何度も爆笑が起こる。

3本目はメタ構造な漫才で、久保さんの演技力のすごさと高倉さんの台本のおもしろさを見せつけられたようだった。2人が揃えば最強。
(エンディングで2丁拳銃の川谷さんは“あれは漫才の向こう側ではなくて漫才の裏側”と評していた。)

時事漫才の後はきつね日和が登場。
松本さんがおいなりさんに女性を紹介すると言うネタで、松本さんに翻弄されるおいなりさんが戸惑い追い詰められていく様子に爆笑。
ラストではおいなりさんの動きが激しすぎてメガネが宙を舞い、会場は大ウケ。

三拍子とのトークでは、楽屋で2丁拳銃さんに「憧れる芸人は」と聞かれたおいなりさんが「ダメだろーー!!🦊👉💥」な回答をしてしまった話。
松本さんは「尖ってんなよ!尖るのは俺の役目だから!」みたいなことを言っていた。

松本さんは松本さんで久保さんに「先輩に対してそれはない!」と言葉遣いで注意を受けたり、あることをいじって久保さんを怒らせ舞台の上を追いかけ回された。
会場は大盛り上がり。

漫才もトークもおもしろくて第1回目の若手ゲストとして最高だった。芸歴22年目の大先輩に一切ひるまず堂々とやってのけた2人に拍手を送りたい。
次回もきつね日和が良い。

続いてのゲストは2丁拳銃。
2丁拳銃の漫才を見るのは初めてだったけれどおもしろかった。
三拍子の3本目の漫才が終わった時点で終演予定の21:30を過ぎていたらしいが、THE SECONDの話をしたいと言うことでそのままトークに。

ノックアウト対戦時や、来年の出場はどうするか、THE SECONDを通して起きたコンビ間の変化の話などの話がなされた。
どのようにネタ作りをしているかという話も。

2丁拳銃は100分ぶっ通しの漫才ライブをやっているらしく、高倉さんはどうやって覚えるのか興味津々の様子。

まだまだ話し足りないようだったが、尋常のBGMと共に22時前に終演。オープニング同様、会場は観客からの大きな拍手に包まれた。

三拍子がTHE SECOND出場者と若手芸人を呼び、来年の大会で優勝を目指すために始まった定期単独ライブ。

次回開催は7/12(水)。
ゲストは未定だが次もきっと熱くおもしろい漫才とトークで楽しい時間を過ごせるはず。
私は今から楽しみでならない。
是非、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

今回の「漫才の向こう側 vol.1」はzaikoにて1週間アーカイブ配信中。


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