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帯広聖地巡礼旅行記3日目

拝啓

皆々様。
帯広滞在ももう3日目が終わろうとしています。早いものです。
昨夜お酒を飲んだせいか一日中楽しく過ごしたおかげか夜全く寝付けず、朝も思った以上に早く目が覚めてしまいほとんど寝ていない状態で一日が始まりました。

初めて帯広のバスを使い、麦音という会場に行きました。帯広のバスはバス停が「西○条南○丁目」みたいなものが多く、初心者にはとても難解でした。しかし、PayPay決済が出来るのがとても新しく新鮮です。

バス停を降りて目的地に向かうと緑が生い茂っていてとても綺麗でした。(道を1本間違えて全然違う場所にいきそうになりました。)

帯広は空が青くて広く、どの景色を写しても空が綺麗に撮れます。緑の中に見える白樺の幹が私はとても好きです。

緑豊かな会場で音楽を聴くイベントだったのですが、満寿屋のパンが美味しくてお腹がはち切れんばかりに食べてしまいました。
水出しコーヒーを買ったお店の人に「高倉さんがツイートしてたのを見て…」と伝えたら「高校の先輩なんですよ。やっと会えました。」と言っていました。地元感があってエモい。

青空が広がり緑色の芝生と木々の中で聴く音楽は素敵としか言いようがなく、本当に来て良かったと思いました。小さい子供たちもちょこんと座って尋常を聞いていて、その後ろ姿がとても可愛らしかったです。
子供からお年寄りまで色んな世代の方がいて、思い思いに楽しんでいて平和そのものだと思いました。

RYO TAKAKURAさんのファミリーレストランでは全力でコールをしたのですが、あの空間でやるのが恥ずかしくて自分で笑ってしまいました。

しばらく音楽を聞いてからは数年前に高倉さんがツイートしていたひまわり温泉を聖地巡礼しました。

露天風呂は石作りで縁は木材で覆われていて前半分には木の屋根がありました。
周りには紅葉や松など様々な木々が植えられ、頭上を緑色の葉がそよぎ、隙間からは青空が見え、風は涼しく、あまりにも心地よかったのでいつまでも入っていたいくらいでした。
のぼせそうになったところで出ましたが、温浴効果が高いためいつまでも汗が引きませんでした。

一度ホテルに戻り、水の代わりにメロンソーダが出るでお馴染みのふじもりへ。

あれだけパンを食べたのに豚丼を完食でした自分に驚きです。美味でした。

食後はバスに乗って寿光寺というお寺へ。バス停を降り歩いて横断歩道を渡り切ったところで後ろから何回か短めのクラクションが聞こえました。何事かと思い振り返ると、きつね日和おいなりさんのお母様。

私を見つけて呼び止めて車に乗せて会場まで連れて行ってくれました。優しすぎます。
車内では生搾りの牛乳をいただきました。温かくてとても甘くて今まで飲んできた牛乳とは全然違いました。

北海道の人たちの舌が肥えるわけです。何もかもが美味しい。

三拍子高倉さん、きつね日和、現役お坊さんコンビのシミーズによるお笑いライブ。きつね日和の松本さん以外は全員帯広出身。

おいなりさんは初めての帯広凱旋ライブ。

会場はお寺で舞台照明もなく、簡易LEDが床に四つ。
マイクは形だけで地声で行われました。
(そのくだりもオープニングトークでおもしろおかしく話されました。)

まずはきつね日和から。自分たちの自己紹介やダメだろーー!!🦊👉💥の説明から始まり、おいなりさんの帯広思い出話を漫才に。おびひろ動物園でレッサーパンダを逃した話は何度聞いても笑ってしまいます。
ダメだろーー!!🦊👉💥の度に拍手が起こる温かい会場でした。

続いて東京でもよく見る自信の漫才を披露。
帯広版にちょっと変えていて、そこがまたおもしろい。
何度も見たネタですが何度見てもおもしろいので今日も爆笑したのですが、おいなりさん初の凱旋ライブでお母さんも見ていると思うと途中で少し泣きそうになりました。
お母さんの笑い声が聞こえる度に胸にくるものがありました。(息子の漫才を生で見るのは今日が初めてだったそうです。前回上京した時は三拍子の単独のみを見たんだとか。)

最後はメガネが綺麗に飛び、会場は笑い声と拍手に包まれました。

続くシミーズは浄土真宗の弔辞に関する漫才。
舞台に出てくるなり、客席から「パパがんばってー!」と小さい女の子の声が聞こえて大変可愛らしく和みました。
普段行くライブではまずない幸せな時間です。
仏教に詳しくないのでとても勉強になる漫才でした。

三拍子高倉さんはまず自分の活動を笑いを交えて紹介。「自分でこういうことを言うのは恥ずかしい。」と言っていました。

(気づいたら途中から書き方が変わっていたが直すのが面倒なのでこのままで。)

生で江戸屋のむきたらのCMソングを聞けてめちゃくちゃ嬉しかった!

続いてシミーズの人と童謡短縮漫才を即興で。
シミーズの人はネタを全く知らないそうなので、初めて聴くボケに対して本当に即興で突っ込む。
それがとても新鮮でご本人の天然ボケっぽいキャラが生かされてとてもおもしろかった。横に誰が来てもおもしろさを引き出せる高倉さんさすが。

きつね日和のおいなりさんとは早押しクイズ漫才。
どちらも立ち位置が同じなのでどちらがいつもの位置に立つか揉めていておもしろかった。
結局、おいなりさんが久保さんの位置に立つことに。
ついさっきネタを渡されたと言うおいなりさんだったが、ほぼ完璧にこなしダメだろーー!で高倉さんに突っ込む。
高倉さんもダメだろーー!おぉーい!を使ってアドリブでボケたりしておいなりさんをちょっと困らせる。それもおもしろく突っ込み、会場は笑いに包まれた。

最後、おいなりさんがちょっとセリフを間違えてしまうが高倉さんがちゃんと正解に導いて会場からは拍手が。

2人の漫才を思い返すと、高倉さんが弟の成長を見守る兄のようだったなと思う。
おいなりさんも先輩の胸を借りて全力でやっていたように見えた。

トークコーナーでは帯広のおすすめスポットをフリップで紹介。唯一の石川県出身の松本さんがMCにまわる。

長崎屋のエスカレーター、インデアンカレー、大空団地、インデアンカレー特殊長セリフ注文、無くなった屋内遊園地…。
色々とあったがインデアンカレーのルーを2種、3種がけできることはかなり貴重な情報だと思う。

松本さんのMCもおもしろくて頼もしい。

エンディングではきつね日和が熱くて良いことを言っていた。帯広でもファンが増えますように。たぶん今日で増えたと思う。
高倉さんは最終的にジャケットの背中上半分と袖まで汗が滲んでいた。

とりあえず忘れないうちに今日の記憶として書き残す。眠い。

追記)

写真がエモすぎる。

松本さんだけワチャチャを意識して3ピースしてそうな感じがする。

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