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アシスタントにお肉をごちそうして思ったこと

世話になっております。若林です。

先日、原稿が終わった打ち上げで、アシスタントとお肉を食べました。

新人アシスタント二人は21〜22歳の学生で、僕と10歳離れてるんですね。
その頃っていいお肉を食べる機会ってそんなに無いじゃないですか。
なので二人とも終始感動しながら食べてくれて、僕も見てて楽しかったです。

思えば僕もアシスタントを始めた時、先生にそれまで食べたことないようなお肉をごちそうになりました。
その時初めてシャトーブリアンを食べたんですけど、まず「シャトーブリアンって何ですか?」から始まって。
おいしかった気はするんですけど、正直先生の前で緊張してたので味はあまり覚えてません。

なので今回アシスタント達に「シャトーブリアンって何ですか?」と訊かれて懐かしくなりました。
「柔らかいステーキだったと思う」みたいなことしか言えなかったんですけど、実際そんな感じでしたね。
でも当時は「漫画で売れたらこんなお肉が食べられるんだ……」っていう夢も見せてもらったんですよ。

あれから11年経って、今は自分がお肉をごちそうする立場になりました。
この新人達が漫画に夢を持ってがんばってくれたらいいなって思いますね。
うちの先生もこういう気持ちだったのかなーとか思いながら、新人がお肉食べてるのを眺めてました。

※余談
そんな新人達が「お世話になってるから」とプレゼントをくれたんですよ。

お風呂グッズだそうです。

驚きました。そんな気を遣う必要無いのにと。
僕、自分の先生にプレゼントなんてしたことないですもん。
ヒロユキ先生相手にはいまだにご飯おごってもらおうとしますし。
やっぱり人のお金で食べるご飯っておいしいですしね!!

そんなアシスタント達がうちで働いてくれてます。
僕もがんばります。

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