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スイートポテトを作る

少し前にさつまいもを一つ買った。用途は決めていなかった。なにが作れるかクラシルで検索した。「スイートポテト」の動画が出てきた。

今、スイートポテトを作っている。なぜ作っているのかというと、保育園に行っている娘のためである。昨日の夜寝る前に約束したことを思い出し作っている。

自分が子供のためにおやつを作っているなんて嘘みたいだ。スイートポテトはとても大好きで、昔パン屋のバイトをしていた時に冷凍のスイートポテトがありそれをよく食べていた。さつま芋はうまい。自然が産み出した奇跡の一品。

だが、自分で作ろうと思ったことあったとしても、実際に作ったことはなかった。

これは子供の力だろう。「娘によろこんでもらいたい。作ったものを食べてもらいたい。」という愛情表現である。

不思議なことに夫もめちゃくちゃ愛してるが、前述した通りスイートポテトを作るのは初めてだから夫のために作ろうと思ったことは一度もない。自分の子供だから思い実行しているのだ。

もし作ろうと思わなかったら、電子レンジから漂ってくるさつまいもの甘い匂いや、マッシャーはないが違うものを使ってつぶしたり、レシピ通り手で丸めようとしたが芋の暑さには耐え切れずレシピには書いていないが冷蔵庫で冷やすことや、丸める時に手にめっちゃ芋ついてくることとか、紆余曲折したが思っていたより結構簡単に作れるもんだななどと感じることはできなかった。

行動に移したことがすごいことなんだ。これは私にとってもとても大きな出来事だ。

うまく焼けたホカホカのスイートポテトを見ながら早く娘に食べさせてあげたいと思う。



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