【イタいけど、痛い話ではない】

まず、中年がこのテーマで日記を書くことをどうか許してほしい

この頃、入れ墨入れたい気持ちが上昇し続けている
2、3年に1回くらいのペースで訪れる、止まらない気持ち、胸の高鳴り

幸か不幸か今、わたしは中央線沿線に在住在勤であり、以前の暮らしより街に圧倒的に入れ墨人間がいる、わたしはバカなのですぐ、俺もやりてえってなっちゃう
幸か不幸か今、わたしは底辺と言っていいだろう、薄給のアルバイトである、現状はこの先覆らないだろう、社会で社会していないので万が一実行してもさしたる問題ではない

そして、入れたい入れたいと騒いでおいてなんですが、すでに2カ所に小さい入れ墨があります
ヤング時代、海外ドラマをよく見ていて、出演者のみなさん普通に入れ墨が入っているので、なんかいいなーってなんとなくずっと思っていましたが、本当に思っていただけでした
が、10年以上前、躁の大波がやってきて、「やってみたいこと、ぜんぶやっちゃえばいいじゃ〜ん！！！！！」状態に

それがボランティアだったなら、どんなによかったでしょうか…

どんどんやってみたいことを実行（鬱の波が来た頃に後始末に追われます）
そのうちのひとつであった入れ墨、すぐにタトゥー屋さんに予約を入れ駆け込みました

そんな感じで勢いでやったわけですが、わたしには変な信念があって、自分の入れ墨には“絶対に“意味を持たせたくないという強い思いがありました
意味がわかんねえ
日本語も英語もNGです、絶対に意味があってはならないのです
イニシャルもダメです、自分が嫌いなので
入れ墨でよく使われるようなモチーフもNGです、自分の知らぬ間に想いが込められてしまうので、絶対にいけません、意味は必要ないのです
本当に意味がわかんねえ

そんなわけで自分で描いた、意味のない小さくてショボい落書きを持っていき、そのまま彫っていただきました

そこまで入れ墨に意味を持たせたくない人間が、入れ墨をする意味は何なんでしょうか？

強くなりたいです、でもこんな意味のないショボい落書きを身体に落書きしても…
※痛みに興奮するような癖もありません

わたしはピアスも開けようかなと思ったら即実行します（放っておけば塞がりますし）
でも、巨大な穴にしたいとか、デカい輪っかをすごい連ねたいとか、棒で連結させたいとか、一切なくて、できるだけ小さいピアスしか選びません

正直ピアスは入れ墨より後がかなり面倒です
軟骨の場所によっては安定するのに1年以上かかったりもします、場所によっては開けた耳側を下にして寝るのもよくないです

そんなに面倒なことをしておいて、あんまり目立たせたくない、なんの意味があるのでしょうか？

何？何なの？と思いながら、意味のない入れ墨を入れたり、意味のないピアスを開けたり塞いだりしています

本当に、何？？

（画像は、スカーレット・ヨハンソンさんのお耳を拝借しました、フォワードヘリックスは安定するまでかなりタチが悪いです）