イチローへの質問力で見える既存メディアの衰退
イチローって同世代なんでけっこう動向気にしてたけど、あっという間に辞めてしまう展開になっていた。その上で以下斜めみしつつ同意見な記事を見つつ思ったこと。
朝から会見の動画見ていて、取材陣の「言葉を引き出そう」ではなく「自分たちの出したい見出しの答え合わせをしよう」という質問の仕方に正直口をあんぐりしてました。(自社でこれしたらクレーム対象ですね)
おそらく過去のアクセスや部数増があった実績に合わせて聞くよう周知あっての質問とは思いますが、もはや報道としての矜持は持ち合わせなくなったんだなと感じつつ、最近の市井の人々や個人メディアの隆盛はこれら既存のメディアの衰退と大きく連動しているんだと感じざるを得ないです。
完全に裸の王様状態になっているのも本人たちは気づいてない気がしてならないですね。ほんと怖い。
それと同時に「有名人は感動増幅器」という感のツール的な言動も見受けられて、特に海外メディアの対応に慣れている人からすると「は？？？」ばかりの内容でした。それをウィットに富んだ切り返しで返答してましたが、質問者本人は「意図とちがう」と憤慨するのでしょう。
10年ぐらい先に「こういう問題があったから今がある」と言えるようになっているといいですね。ほんとに苦笑
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