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戦場設定って難しい

同僚が金曜日の夕方、ランチェスター理論を語りだした。

ランチェスターの法則
>ランチェスター第一法則
一対一が戦う一騎討ち戦、狭い範囲で(局地戦)、敵と近づいて戦う(接近戦)原始的な戦いの場合は第一法則が適用します。第一法則の結論は次の通りです。

戦闘力=武器効率 × 兵力数

実にシンプルな法則です。同じ兵力数なら武器効率が高いほうが勝ち、同じ武器効率なら兵力数が多いほうが勝ちます。織田信長は鉄砲という最新兵器で勝ちました。豊臣秀吉は常に敵の数倍の兵力数で勝ちました。敵に勝つには敵を上回る武器か兵力数を用意すればよいのです。

>ランチェスター第二法則
近代的な戦いの場合に適用するルールをランチェスター第二法則といいます。集団が同時に複数の敵に攻撃をすることのできる近代兵器(確率兵器という)を使って戦う戦闘方法を確 率戦といいます。第二法則が適用される戦闘は確率戦で、広い範囲で(広域戦)、敵と離れて戦う(遠隔戦) 場合です。マシンガンを撃ち合う集団戦をイメージしてください。第二法則の結論は次の通りです。

戦闘力=武器効率 × 兵力数の2乗

出てくる言葉は第一法則と同じです。違いは兵力数が2乗となることです。
武器効率は変わりません。確率戦は相乗効果をあげるから兵力数が2乗に作用するのです。2乗とは10なら100、100なら10,000です。とてつもなく大きくなります。兵力が多いほうが圧倒的に有利です。兵力の少ない軍は第二法則が適用する戦いでは勝つことは極めて困難です。 

>小が大に勝つ3原則
第一法則(一騎討ち戦、局地戦、接近戦)……戦闘力=武器効率×兵力数
第二法則(確率戦、広域戦、遠隔戦)……戦闘力=武器効率×兵力数の2乗
この二つの軍事法則から勝ち方の原則を導きだせます。まず兵力数が多い軍は常に有利です。特に第二法則が適用する戦いでは兵力数が2乗に作用しますから、圧倒的に有利です。では、小が大に勝つにはどうすればよいでしょうか。第二法則適用下の戦いでは歯が立ちません。第一法則適用下であれば、武器効率を兵力の比以上に高めれば勝てます。兵力数は増やせませんが、運用方法には工夫の余地があります。局地戦に持ち込み、兵力を集中させれば、その局面においては兵力数をライバルよりも多くできます。
軍事用語で局所優勢といいます。局所優勢の状況を維持して各個撃破していくのです。つまり、ランチェスター法則から導き出される小が大に勝つ原則は以下の3つです。

①奇襲の原則(ランチェスター第一法則が適用する一騎討ち戦、局地戦、接近戦といったゲリラ戦で戦う)
②武器の原則(武器効率を兵力比以上に高める)
③集中の原則(局所優勢となるよう兵力を集中し、各個撃破する)

まあ、完全に現状敗者の立ち位置なのは、間違えないので、どう局地戦に持ち込むかということを言いたいわけです。現在、我々は既存顧客からの俗人的な営業による受注しか得れてないのですが、これも考えようによっては、既存顧客という局地戦なのよね。

どうも上長の話を聞く限り、できるできない関わらず、勝手に営業がとってくる状況があるので、ほっといても食べるのにはこまらない状況があるらしく、問題は安定した戦力(体制)の有無になると。そこでわかるのは、現有戦力に対してちゃんと戦える武器を持っていない我々だということになる。苦笑

同僚に「何やりたい?なにしたくない?」と聞く限り「アイデアをマネタイズしたい、慣れないことで苦労したくない」ということで笑(正直な人だ)アイデアのマネタイズって現状、人身売買しか成功していないので、正直非常に悩ましいところ。

まあ自分たちが生きていく上で、どこまでを事業領域にするのかというのを、つまり戦場設定ということだけど、決めていくしかないと考えている。上長がいうには「コンテンツビジネス」というが、その場合どのコンテンツでも実現することありきになって、そうなると委託先契約を含めリスクとかトラップだらけになるんだよね。。。なんかもう少し、狭い戦場設定にできないものだろうか。

それはアウトプットでのセグメントかもしれないし、極端にいうといっしょに組む会社ありきなのかもしれないけど、自分自身で見れる範囲での勝負で進めていきたいよね。月曜日中に試案かああ、、ねじって頑張っていこ。


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