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悩み相談を受けるときは肯定する。

若宮が常に意識していることです。

と言っても、そんなに悩み相談を求められるほど頼れるキャラではないのですが。

真面目な話や、愚痴とか聞くときは気にしています。


本来、若宮は理屈っぽい人間なんです。

だから相談とか愚痴とかを聞くと、つい解決策を模索しようとします。

どこに問題点があるのか、何を変えればいいのか、行動なのか意識なのか、客観的に見てどちらに非があるのか、などなど。

でもそれって相手が求めているモノじゃないだろうと思ったんです。

両親の会話を見て気が付きました。

理屈の父と感情の母、こうすれば良いと言う父と納得しない母。

理屈って、ロジカルで根拠があるからの言葉だけど、とても高圧的で冷たいモノだと思うんです。

何かに悩んでいたり、ストレスが溜まっていたりする人って、どうしたって感情的で、センシティブになっている状態なのに、「こうしなさい」と言われても受け入れ難いよね。

父親を反面教師(笑)にして考えたのは、まず聴くという事。

傾聴って大事だよね。まず相手の溜め込んでいるモノを聴く。

うんうん、そうかそうか、大変だったねぇと。

友人や家族の立場なのだから、絶対的な味方になろうとする。

幸せなことに、お前、それはちょっとどうなの??って事をする人は若宮の周りに居ないのでね。ホントありがたい。

アドバイスをするにしても、やんわりと言います。

こうしなさい、じゃなくて、こういう選択もあるよ? 位に。

感情を吐き出すだけ吐き出せば、本人も聞き入れる準備が出来るし、味方からのアドバイスなら受け入れようと思えるでしょう?

何事も、外から言うよりも内から言う方が効果がある。

悩み事ってさ、相談されたから自分が思う事を言った終わり、ではなくて、相談してきた人の中で解決しないと意味が無いよね。

物理的なものが必要な事もあるけれど、やっぱりその人の心の整理をつけるというモノだと思うんですよ。

対面じゃだめだよね、寄り添うのが重要だよね、心理的に。


あ、ちなみに、父親は理屈っぽいですが高圧的な人ではありません。

母の悩みを解決しようと頑張っているのですが、心底理屈っぽいので、心底感情論の母とは相談話がうまくいかないことがあるだけです。


若宮は、うっかりすると討論を始める人種なので、冷たい言葉を吐かないように気を付けています。

みなさん、相談を受けるつもりで、理屈に走っていませんか?

そのアドバイス、ちゃんと相手の心に届いていますか?


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