音楽CDを買ったり、レンタル（最近は少ないけど）したら、
まず、すぐに家でパソコンのiTunesに取り込みます。
んで家にいる時はパソコンで聴き、
出かけている時はiPodで聴いています。
（スマホを持っている人はスマホなのかな）

昔から聴いていたり、ハマっているアーティストの
アルバムはできるだけCDで買っているんですが、
近年は「ちょっと聴いてみようかな」と思ったアーティストは
MP3で買ってみたり、昔から好きな歌手でも新曲１曲だけ
とかならMP3で250円で買ったりもします。

MP3でダウンロードしたものは自動的にiTunesに入ってくれたり
するんだったかな。

……という感じで、
昔から持ってるCD（学生の頃から買い集めた何百枚）も、
最近買ったCDも、
MP3で買った音楽データも、
全部iTunes内で同じ１曲１曲の扱いで並びます。

アーティスト順に並べるとちゃんと全部同じ歌手にところに
まとまってるし、なんなら自分で好みの位置に並べ替える事もできます。
「この新曲１曲だけポツンとあるのなんか嫌だから
前のアルバムのとこにこの１曲も含ませちゃおう」とかだってできます。

それが、紙の本と電子書籍の間ではまだ簡単にはできない。

「自炊」と言って（僕はやったことないのでよく知らないけど）
自分の持ってる本を開いて（時には裁断してバラして）
１ページずつスキャナーで取り込んで電子データ化する
…というやり方はありますが、さすがにめんどくさい。
一時期やってくれるお店とか話題になった気がするけど、
今もあるのかな？よく知らない。

本を買う人はいまだに紙の本を買うか、電子書籍で買うか
どっちかを選び（もしくは倍の価格を支払い両方買って）、
それらは読み方も保存法も交わることはない。
iTunesみたいにパソコン内の同じ本棚に並べられるってことはない。

パソコンやスマホを持ってないとか、電子書籍なんとなくわかんないとか
そういうので紙の本しか選ばないって人はもちろんまだ沢山います。

でも「どっちでもいい人」や
「昔は紙の本だったけど最近は電子があれば電子に」って人にとっては
これまで持ってた本…今現実の部屋の本棚に並んでる本も
全部電子の本棚内に並べられたらいいのにとは思ってるんじゃないかな。
これが進むと、電子書籍は確実に今より一般化すると思います。

ただ、「そうなったら今後、紙の本が作られなくなるんじゃないか」
…ってのがあるので、たぶんそこが踏み切れない所なんだろうな。。

僕は基本的に「現物派」、実在する物体を所有したい派なので、
音楽CDも、紙の本も、なくなっちゃうのは嫌ですし、
自分の描いた漫画が電子書籍しか無くなって、紙の本が作られなくなるのは
なんか悲しいです。

それはそれとして、いち読者の立場としては、
棚に全部並べたい…同じアーティストのCDは全部同じ棚に、
同じ作家の本は同じ本棚に…って思いはあります。

紙の本を購入したら、銀色のスクラッチ部分が付いてて、
そこをコインで削ったら１冊１冊に固有のパスワードが書かれていて、
それを入力したら電子版もタダでもらえる…とかできないのかな。

その方面全然詳しくないし、
僕が詳しくなって先頭に立って問題提起して…みたいなつもりはないので
調べたり、教えてもらう気は全く無いんですけど
（なのでコメント欄で議論したりとかはせず、スキを押す程度です（笑））
買ったCDをiTunesに入れてMP3の音楽データと同じiTunes内で
管理できるのと同じくらいの感覚で
本もそうなるといいのになぁと思います。

この流れは音楽業界の方が先を行っていて、
その結果がコピーコントロールCDであったり、
CDが売れない…とかであったり、
いろいろ紆余曲折あって、けして今大成功しているってわけでもないので
そこを迂闊に同じ道を歩かないように、出版業界はどう踏み出そうか
考えてるところなのかなと思います。