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怪しい人と何かをすることは絶対にありません【マルチ ネットワーキング】

相手「一緒にイベントやりましょうよ!」
私「遠慮しておきます、機会があればってことで」
相手「いや、なんでですか?」
私「〇〇さんのこと全く知らないからです」

知り合いから紹介されて

この前知り合いから
「イベンターの人をつなげたいんだけどいいかな?」
とお誘いを頂きました。
私もイベントを定期開催しているのでお互いにとっていい方向に話が進めばとオッケーをしました。
で、予定を合わせてウェブで話をしました。
めちゃくちゃ怪しいにおいがする~!!!!笑
性格的にはとげが見られなかったので素直な方なんだろうなと思いつつも、ちょっと匂うマルチネットワーク臭

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経歴、実績、本当...?

本業は不動産系で、上場企業の社長さんのお弟子さんをやりながら副業も行っている、素晴らしいキャリアを持っている方でした。
ここでは伏せますが、上場企業の社長さんの名前を聞くとURLを送ってくれました。
URLはhttp://xxxx
IT業界に勤めているとわかりますが、大企業であればhttpは使いません、httpsのURLを持っています。
これはお金の問題でhttpsのほうが高いのです。でも通信的には安全ですのでこちらを使います。
それはあくまでも紹介をしているwebサイトで、社長さん自身は実在をしていました。
ただ、現状会社の株価が今どうなっているかもわからず、決算にも疎い。
お弟子さん、なんだよね?と。
まぁこんな感じで怪しいにおいがしたので実績を聞きながらひたすら検索をして、証拠を得ながら進めていくスタイルで話し合いを始めました。
私は粗を探したいわけではなく、経歴が合っているのかどうか確認をしたかったのです。
口頭で伝えられた経歴が本物であるならばすごいじゃないですか?
本業があり、上場企業の社長さんの付き人をしてなおかつイベントも大成功させています。
だから経歴の確証を一つ一つつ掴むためにそういう進め方をしました。

相手方の要求としては
①将来の起業家たちを集めたイベントに参加してほしい
②Barを貸切れるから箱代いらないので使ってください
③一緒にイベントをやりましょう
結果的にほぼ断るような方向となりました。

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起業家たちの勉強会

将来の起業家を集めたイベントに対しては、上場企業の社長さんが若い人を育てたいという想いがあるらしくそこでメンターを中心に講演会を行うとのことでした。
若い人を育てたい思いが、なぜ会社の若手社員に向かないんだろうと疑問に思いました。
自社の社員を育てれば企業として成長できるのに。なぜ他人?と。
そして、1枚ぺらの広告。
上場企業がイベントをうつときにはコンサルや広告会社が入りますし、社長さんが個人的に行う場合は自分でそれを行う時間がないのでフリーランスかプロに仕事を振ります。
少なからず1枚ぺらの広告で勧誘なんかしてきません。

ネットの金額と変わらないバー会場

Barの件については、一番興味があったところでした。
個人的にみんなが集まってワイワイするBarごっこをしたかったからです。
箱代はかからないということでしたが、呑み代はかかるとのこと。
そらそうだよな~、ボランティアじゃないしな~と思いながら金額を聞くとウェブで掲載されている金額と同じでした。
そ、そ、その方に話を通すメリットが一つもねぇ、、、、
だ、だ、だってこれぽちってやっちゃえばネット経由で予約ができるんだから。。。

イベント共同開催 NG

一緒にイベントをやりましょうとお誘いを受け丁寧に断りました。
私自身は、若手祭@大卒という新卒~社会人5年目以内の交流コミュニティをやっていてその中でイベントをよくやっています。
相手方はとても立派で、初期イベントで100人を集め、その後は300人を集めたそうです。
数に関しては魅力的なんですけど、そういうことじゃないんですよね。
10人でも1万人でも私が興味があるのはどんな人が参加したのか?っていう点なんですよ。
キャリアも年齢も似ている者同士が一つの場所に集まることで、その先にある参加者同士の人間関係構築が重要なのです。
それが交流会の貢献だと思っています。
300人いようが、怪しい人がてんこ盛りなんてイベント、私自身も参加をしたくありません。
それを友達や仲間を誘うことは絶対にしません。
私も何度か友人のコミュニティと一緒に何かをやりましょうと声をかけましたが、皆さん気遣いができて、イベントのコンセプトも参加者のために設計をされている素晴らしいものだったので声をかけさせていただきました。
1度は参加して雰囲気見ないと全部は測れないよ、絶対に。

相手「一緒にイベントやりましょうよ!」
私「遠慮しておきます、機会があればってことで」
相手「いや、なんでですか?」
私「〇〇さんのこと全く知らないからです」

この会話が私の思っていた全てだったと思います。
本来、友人含め知り合いを紹介する時にはめちゃくちゃ神経を使います。
言えば違うコミュニティ同士が合体するわけですから、お互いの個性や性格が合わなかった時の信頼度の低下はとても大きなリスクです。
イベントに参加して雰囲気を見たわけでもなく、主催の性格もいまいち把握できていない状況でイベント一緒にやりましょうなんて誘いません。

最後に

ちょいちょい入るため口が気になりましたが、その方自身は悪意がある方ではなく素直な方なんだと思います。
なのでそういう勧誘系の人っていう決めつけはここではできません。
ただ、マルチ系の勧誘が増えているっていうことで、東京都からも注意喚起が出ていましたので気を付けましょう。
ちょっとでも違和感を感じたら裏をとって聞くようにしましょう。
信頼を落とすような行為というのは自分自身にとって一番の損害です。
お金が無くなることよりも周りに人間がいないことのほうがよっぽどピンチですし、充実度も下がります。

"違和感"を大切にしましょう。

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