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Spotify JapanのSNS考察 #マーケティングトレース1000本ノック Vol.1

友人の木津くん(@ayumukizu)の「#毎日更新倶楽部」企画に参加したので、毎日マーケ事例を調べてnote記事で投稿します。


勉強用にマーケティングトレース(≒事例調査)を1日1件やっていきます。

・SNS施策レベルの分析
・SNSの分析
・マーケティングの分析

など粒度はその事例で異なりますが、15〜30分でざっと分析して記事化するスピード感で取り組みます。短時間でのリサーチなので分析というより事例を知ろう!という感じです。ヌケモレ等はあしからずm(_ _)m


初回記事の今回は、Spotify JapanのSNSアカウントを調べました。

概要

■持っているSNSチャネル

・Twitter×2
・Instagram
・Facebook

全体的な特徴としては、チャンネルに合わせて投稿コンテンツを出し分け、かつクリエイティブも作り分けている印象。

Twitter

広報用とカスタマーサービス用でアカウントを分けている。広報アカウントはとにかく投稿量が多い。

・広報用:75,032フォロワー

・カスタマーサービス用:8,712フォロワー


広報用のアカウントでは、

・アーティストの紹介(新人やマイナー中心
・プレイリストの紹介
・イベントの告知
・他のレーベルやイベントアカウントのRT

など全方位的に。アーティストの紹介が特徴的


カスタマーサービスアカウントでは、ユーザーからの問い合わせへのリプライやサービスのアプデ、障害復旧などの情報をツイート。


Instagram

・11,046人フォロワー

・投稿頻度:2〜3日に1件、ストーリーを積極活用

フィード投稿の特徴
・楽曲リリース情報の紹介
・アーティスト単位のプレイリスト紹介
・イベント時のライブ写真等

いずれも、ジャケ写のようなクオリティの画像をトップに持ってきており、全体として統一感がある

リリース


プレイリスト紹介

イベント時の写真


ストーリーの特徴


・オフィスに来たアーティスト
・イベント告知と舞台裏

などを投稿し、プロフィールにアーカイブしている。

オフィスに来たアーティスト

イベント告知と舞台裏


Facebook

21,237,967いいね!(グローバルページ)

投稿の特徴

・イベント告知を動画で
・映画公開やアニメ放映開始などのイベントに合わせてプレイリスト紹介
・FLOWやSPEEDなど少し懐かしいアーティストのSpotify追加情報を紹介

イベント告知

アニメ放映に合わせたプレイリスト

少し懐かしいアーティストの追加情報


動画投稿が多いこと
イベントや出来事に合わせたプレイリスト紹介に絞っていること
ユーザー層に合わせているのか「少し懐かしい」アーティストに絞って紹介していること

などが特徴的


おわりに

チャネルごとにコンテンツとクリエイティブを出し分けている良い事例だと思います。


・Twitterはカスタマーサービス用のアカウントを別途あけインタラクティブに対応
・Instagramはかっこよく運用
・Facebookはユーザーに合わせてナウく運用

調べていて面白かったです。

リサーチから記事執筆まで約30分でした。考察は筆者の主観によります。

ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。