2019年の締めに。

年末年始は振り返りや抱負がタイムラインに溢れます。

僕も昨年はこんな振り返りnoteを書いていたし、年始には中二病みたいなことを書いていました。

しかし、スポーツエンターテイメント「Player!」の運営に関わっていると、年末年始はむしろ頑張り時で、2019年度のひとつのピークです。なので、今年の僕の振り返りは今はせず、1月中旬くらいに少し落ち着き始めたタイミングできちんと振り返ろうと思っています。

とは言え、12月31日は年の区切りで、12月に入ってなんとなく続けていたnote毎日更新も継続中で、来年は2020年で東京オリンピック、自分は30歳を迎える。区切りと継続と両方の意味を持つ日でもあるので、何かしら書いておこうと思います。

この12月は基本的に記事ネタは用意せず即興で書いてきたので、今日もそれに倣います。


2019年はPlayer!を通じてスポーツに関わる様々な人と出会いました。スポーツビジネスの最前線で戦っている先輩方、ベンチャーやスタートアップとしてスポーツ界を盛り上げようとチャレンジしてる同世代、自分たちのスポーツの魅力をもっと伝えようと頑張る学生さん。

みなさんカタチは違えどスポーツへの想いが強いことは共通していて、熱量が高い人ばかりです。圧倒されることもたくさんありました。

僕らPlayer!は速報配信をしてくださるチームや組織の方々、そしてPlayer!で応援してくださるスポーツファンのみなさんのおかげで成り立つサービスで、多くの人と交流する中でそれを強く実感しました。そして同時に、自分よがりになってしまってはならない、常に


シャワーを浴びながら、2020年のスポーツについて考えてみました。

まず、なんと言っても東京オリンピックです。後にも先にも、人生で一番日本がスポーツで熱狂する瞬間になるかもしれません。

すでにここまでスポーツに関わる多くの人が東京オリンピックというピークに向けて頑張っていますし、五輪期間中は間違いなく大熱狂すると思います。

色々なところで語られていますが、本当に重要なのはその後です。ポスト東京オリンピック、お祭りの後の静けさの中で粛々とやりつづけることができるか。燃え上がった炎を絶やさずに、灯し続けること。炎を広げ様々な人やコトに火を点けること。

スポーツには社会を明るくする力があります。それを一時的なお祭りで終わらせたくない。東京オリンピックだけだったね、終わりたくない。


そしてもうひとつ。2020年はアスリート起点でモノゴトが動くシーンが増えてくると思います。先日noteに書きましたが、様々なプレイヤーがアスリート起点のビジネスを始めているし、もちろんアスリート自身が自分から社会に働きかけようという意識が強くなっています。

2018〜2019年はスポーツ界の要所に、一流のビジネスパーソンが(特にインターネット業界から)入っていき、スポーツをより良くしていきました。

2020年以降はその流れがさらに加速すると思います。特に、アスリート起点でモノゴトを動かそうとする際にサポートする人が増えてくるんだろうなと。アスリートが主人公で周りをその道のプロフェッショナルが固めて、社会に働きかけていくような。


すごくいい流れだと思う。スポーツ界の動きが加速していくと思う。ただここで僕が気にしているのは、ビジネス化や効率化、成果主義が過剰になりすぎるあまり、本当に大切にすべきことが曇ってしまわないかということ。

過度な最適化への不安。かつて娯楽なはずだったスポーツが過剰な勝利至上主義でおかしな方向にいってしまったように。ビジネス化が過ぎてアスリートが、スポーツがおかしな方向に行かないように。

そう願いながら、僕はやるべきことを粛々とやり続けようと思う。


燃え上がったスポーツの炎を絶やさないこと。

社会とスポーツにとってより良いことを真摯に取り組むこと。

自分のやるべきことを粛々とやり続けること。


2020年もよろしくおねがいします。

ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。