Evernoteのマーケティング考察 #マーケティングトレース1000本ノック Vol.4
どうも、若月(@wakatsubasa)です。
今日は僕の大好きなサービス、Evernoteを取り上げます。SNSに加えてwebメディア、およびリアルなマーケティングの一部をご紹介します。
ちなみに昨日、ブランドが一新されたようです!タイミング笑
もたもたしていると日付けが変わってしまうので、駆け足でいきます!
→書いていたら日付変わってしまいました...
概要
■持っているチャネル
・オウンドメディア(ブログ)
・Twitter
・Facebook
・Instagram
・YouTube
Evernoteのデジタル戦略の肝は、充実した自社ブログだと思います。Evernoteは「なんでもメモして!」と謳っている分、自由すぎて逆に使い方に困ってしまうことも多々あります。
そこで、自社ブログでは使い方やテクニックに加え、著名ビジネスパーソンなどへのユーザーインタビュー記事もあります。
SNSではそんな自社ブログをもとに、コンテンツを広げている印象です。各チャネルにいるビジネスパーソンなどがサクッと読めるような感じ。僕もよく目にします。
■リアル施策
・コミュニティリーダープログラム
・Evernote Businessによる勉強会
Evernoteのマーケティング施策で特徴的なのがコミュニティです。
昔から根強いファンが多く(僕も2011年から使っています)、ユーザーコミュニティが当初自発的に生まれていたような記憶があります。「コミュニティマネージャー」に近いポジションを作り、今日まで盛り上げている印象です。
デジタルチャネル
■自社ブログ
1週間に1〜2本更新しているほど、力を入れています。デジタルのコンテンツマーケティングの軸になっていると言っても過言ではないでしょう。
主な記事
・Evernoteの使い方
・Evernoteを使った仕事術(テクニック、tips)
・働き方、ユーザーインタビュー
・他企業からの寄稿記事
など。普通に読んでて面白いし参考になります。
使い方
仕事術
ユーザーインタビュー
寄稿記事(この記事はNTTドコモ)
普通におもしろくないですか?笑
■Twitter & Facebook
TwitterとFacebookは、基本的に自社ブログを投稿しています。
加えて、他のメディアの記事やユーザーのブログなども紹介しています。
・自社ブログ記事
・メディアの記事
・ユーザーが書いたブログ記事
自社ブログの紹介
他のメディアの記事の紹介
ユーザーのブログ記事の紹介
Facebookもほぼ同様の投稿です。
Japanのアカウントがなかったので本国アカウントを。
Japanではないので説明は割愛しますが、Evernoteのある生活、ではありませんが、様々な風景に溶け込ませたようなクリエイティブが多いです。
■YouTube
2〜3年前までは、自社ブログ同様にEvernoteの使い方やTipsなどを解説した動画がけっこうな頻度で投稿されていましたが、ここ1年はちょっとストップ気味ですね。
リアル施策
■Evernote コミュニティリーダー
上述しましたが、Evernoteのマーケティング戦略の特徴といえば、コミュニティマーケティングが挙げられます。
早い段階からコミュニティマネージャーに近い、アンバサダープログラム(今は改称してコミュニティリーダー)を取り入れていました。僕も2012年くらいにイベントに参加した記憶があるので、いまのちょっとしたコミュニティブームよりはるか前から、という印象です。
コミュニティリーダーは、Evernoteが好きでたまらない人が、もっとEvernoteを広めていく役割を担っています。Evernote側から打診があったり(アンバサダー時代は、突然メールが届くこともあったそうです)、Evernote Community Programに参加することができるようです。
ご興味ある方は以下からどうぞ。(やりとりは英語のみだそうです)
もちろん日本にもコミュニティリーダーの方々がいます。
再度デジタル上に目を向けると、Evernote社の公式ではありませんが、いくつかオンラインコミュニティ(Facebookグループ)があり、日々使い方やtipsのやりとりがされていたり、時にはイベントが行われたりしています。
Evernote Cafe
僕自身ずっとこのグループには入っていて、最近はあまり投稿見られていないのですが、以前コミュニティリーダー(アンバサダー時代)の方が中で質問に答えていたような記憶があります。
■Evernote Business セミナー
Evernoteには一般ユーザー用のサービスに加え、ビジネスに特化したビジネス版のサービスもあります。それがEvernote Businessで、企業向けに使い方のレクチャーや導入事例の紹介などのセミナーを実施しています。
東京や大阪を中心に月に2〜3回の頻度で実施されていて、これまた僕が学生時代(2012,13年ごろかな)に参加しているくらい、長く続いている施策です。
おわりに
Evernoteは自由度が非常に高いサービスゆえに、使い方がわからないと持て余してしまうサービス。自社ブログで使い方やノウハウを教え、著名ビジネスパーソンや愛好家の使用事例をたくさん紹介することで、解決しているんだなぁと思いました。
また、自由度が高いからこそこだわって使うユーザーがいる、つまりコアなファンが多いので、ファン同士をつなぐコミュニティ施策、超絶コアファンをコミュニティリーダーにすえる施策は、とても理にかなっているなぁと思いました。
23時半前から調べ始めてなんとか終わらせようとしましたが、日付け超えてしまいました...無念。
明日(今日)もまたよろしくです!
ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。