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サウナよりキマるもの

僕の周りにはサウナ好きが多い。Twitterを開けば「整った」とよく見る。

僕もサウナが好きで、近所にある銭湯によく通っている。1年前くらいからちょくちょく行くようになった。

少し前に洗濯機が壊れてしまってからは併設するコインランドリーで洗濯物を回している間にサウナに入る。それ以来、週1〜2のルーティンみたいになっている。


暑いサウナでぐっと我慢した後に入る水風呂は最高。頭の中につっかえていたものが抜けていく感覚で、スーッと気持ちよくなる。だんだんと周りを気にせず「あ"〜〜〜〜」とか言うようになってしまった。我慢に我慢した後の水風呂は「キマる」し、何度か繰り返して上がると「整う」。


ところが、そのルーティンが最近少し崩れつつある。理由は簡単で、サウナよりキマるものが見つかってしまったからだ。

ランニングだ。

ボディ&メンタルの健康のために、この1ヶ月ほど走りはじめた。30歳も目前だけど、身も心もオジサンになるにはまだ早い。18歳以来、体重が殆ど変わっていない僕だけど、それでもお腹周りの脂肪は明らかに増えている。早くから対策しないと大変な身体になってしまう。そんな恐怖もあって走り始めた。


と言っても毎日ではなく、晴れの日限定。それも毎回なわけではないので、ならして2〜3日に1回、週に1〜3回は走るようになった。ランニングマシンではなくロードを走るのがこだわり。景色を変えてリフレッシュできるのと、マシンより負荷が高いから。


サウナでキマる一連の流れは、熱いサウナで辛さを我慢してから、冷たい水風呂で急激にリラックスする、緊張と緩和のセットだ。特にサウナは急激な緊張と緩和を経験し、そのギャップから気持ちよさが生まれている。


ランニングは、走っていると段々と辛くなり、耐えていると疲れを感じないゾーンに入る。気持ち良いというより心地良い不思議な感覚、「ランナーズハイ」だ。空中浮遊のような感覚を堪能してランニングを終えると、今度は呼吸と肉体の辛さを自覚する。

汗だくの身体でゆっくりと呼吸を整え、帰宅してシャワーを浴びる。まとわりついた汗を流すと、身体が浄化された気分になる。そしてあがってイケウチオーガニックのタオル包まれて身体を拭いた瞬間、猛烈な気持ち良さを覚える。安堵感かな、なんかすーっと落ち着く。

そのあと軽く冷やしたジャスミン茶をぐっと飲むと、またも猛烈な気持ち良い、身体が欲する水分をぐぐっと吸収する生物の爽快感を覚える。たまんないよね。

軽く体操とストレッチを終えるとほどよい肉体的疲労を感じつつ、頭がクリアになっている。

何度もキマってしまう。


***


高校時代までガッツリ陸上競技をやっていたためか、サウナより肉体的疲労を伴うランニングのほうが僕には合うようです。サウナももちろん好きだけど、ランニングのほうが自己肯定感も高まる気がしている。


誰に何を薦めるわけでもなくただただ気づきを書いただけのnoteでした。


P.S.

スマホを置いて走ればランニングもデジタルデトックスになります。




ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。