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ミニストップのTwitter考察 #マーケティングトレース1000本ノック Vol.6

こんばんは、若月(@wakatsubasa)です。

今夜は少しお酒を飲みまして、帰宅して覚ましていたらうたた寝してしまいました。遅い時間の更新です。休みの日は日中に片付けるべきですね〜。

先週Twitterを眺めていたら、ミニストップのプロモツイートが流れてきました。

カンバセーショナルカードのプロモツイートで、よくあるキャンペーン施策だな〜と思いつつ、ふだんミニストップ全然いかないなぁと思い、せっかくなのでSNSを調べてみました。


概要

まずミニストップの公式HPにあるSNS一覧を見に行ったのですが...

引用:https://www.ministop.co.jp/ministopfan/


これは!!!!めちゃくちゃ多いぞ!!!!しかもGREEやmixiがまだ載っていてびっくりしました。

ただ各チャネルを見てみると、Google+やmixiはほぼ更新がストップしており(GREEは僕がユーザーアカウント持っていないので見られませんでした...)、チャネルを広げつつ運用の「選択と集中」をしているように思われます。

ミニストップのようなコンビニは、ターゲットの年齢層が幅広く一回の顧客単価が低いため、来店人数と来店頻度を上げることが重要だと思います。

クーポンや割引キャンペーン、プレゼントキャンペーンは効果的な施策で、ミニストップでも様々な企画を実施しています。

各SNSでは「ミミップくん」という人格を作り親近感ある(と思う)トーンで運用し、キャンペーン企画を切り出して投稿しています。


その中でTwitterが特徴的な運用をしていたので、みてみましょう。


Twitterは怒涛のフォロー&RTキャンペーン

534,937フォロワー

投稿内容

登録キャンペーンなどのお知らせ
ミミップくんの日常、挨拶
クーポンや割引のTwitterキャンペーン

ほぼ上記の投稿に集約されている印象です。

・登録キャンペーンなどのお知らせ

これはTwitter自体はただの告知媒体として利用している形となります。


・ミミップくんの日常、挨拶

ミミップくんのぬいぐるみを写した、いわゆる箸休め的な投稿ですね。たまに企業アカウントが入った投稿もあるので、打ち合わせして合わせて投稿しているのかもしれませんね。

キャラ作りは新規感を湧かせたりエッジがきく一方で、運用の幅が狭まるというデメリットもあるので、初期設計時にしっかり作り込む必要があります。(個人的には「ミミ〜」のキャラは一周回って好き)


・クーポンや割引のTwitterキャンペーン

アカウント眺めていて驚いたのですが、投稿の8割くらいをクーポンプレゼントの「フォロー&RT」キャンペーンが占めていました。パッと眺めただけでもこんなに。


ツイートテキストだけでなく、画像や動画クリエイティブを使い、ツイートをパッとみただけでキャンペーンの内容が伝わるようになっています。

キャンペーンの内容とは、「何をすれば」「何がもらえる」かということ。


大量のツイートが流れるタイムラインにおいて、ユーザーを引き止めるためにはひと目で魅力を伝えることが重要です。


PPA(だと思う)としてプロモツイート配信しているキャンペーンも多く、中にはカンバセーショナルカードを使ったプロモツイートも見られました。

埋め込みだとわかりにくいので、2つめはキャプチャにしています。


普通のフォロー&RTキャンペーンのツイートも、カンバセーショナルカードのツイートも、いずれも当選結果を知るために、URL先にとぶ必要がありました。

たとえばこのキャンペーンだと、


以下のURLへ。



「応募する」を押すと、Twitter連携アプリの認証を要求されます。Twitterとの連携アプリを使って管理しているんですねー。

認証すると、当選結果がすぐに表示されました。


プロモツイートをするならインスタントウィンを使ってもいいのかなーと思いましたが、オーガニックの運用でもキャンペーン実施ているので、上記のやり方で統一したほうが管理しやすいのかもしれませんね。

もちろん、大型企画の際は様々なプロモツイートを駆使するんだと思いますが。


さいごに

ミニストップは来店人数と来店頻度を高めることが重要です。

商品を変えるだけでいかようにも応用できるクーポン系のフォロー&RTキャンペーンは、フォロワーグロースも助ける非常に有効な施策だなぁと思いました。

ユーザーも楽しく参加できてプレゼントがもらえる、企業もプロモーションのゴールに向かいつつユーザーエンゲージメントも高められる。


この手のキャンペーンに対して少し懸念しているのは、ユーザーにとって自分のタイムラインにキャンペーンの一環で流れるツイートは本当に嬉しいのだろうかということです。

もちろん、ツイート内容によってはユーザーも喜んでツイートしますが、仕組みを活用しただけの企画だとユーザーは仕方なくツイートすることになり、キャンペーンが終わるとフォローを外したりツイートを消したりすると思うんですよね。

キャンペーンなので仕方ないことだということは重々わかっていますし、一方でユーザーが本当に喜んで参加しているキャンペーンもたくさんあります。

それでもなお、僕個人としては、キャンペーンの企画が細部まで三方良しになるようになってほしいなぁと思います。


むずかしいんですけどね。


では、今日はこのへんで。


おまけ

LINEのやりとりにジワりました


ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。