ISO規格解説 品質マネジメントシステム及びそのプロセス 4.4.2
皆さまおはようございます。
一昨日3月11日より、函館に来ています。
ISOの審査に訓練員参加しておりますので、そのまとめも後程公開予定です。
では、今日も規格の解説を行っていきます。
4.4.2組織は,必要な程度まで,次の事項を行わなければならない。
a) プロセスの運用を支援するための文書化した情報を維持する。
b) プロセスが計画どおりに実施されたと確信するための文書化した情報を保持する。
出ましたね。文書化の規定
aはマニュアル類、bは記録のことを指していますね。
組織は品質マネジメントマニュアルというものを作っておく必要があります。ISOの規格の条件をどのように満たすかを記したマニュアルです。
必須のものなので、今度改めて詳しく解説したいと思います。
記録類は、目標の達成可否が確認できる書類やまとめたレポートになります。
建設業だと、顧客からもらう評価点を記した書類や、アンケート結果などが当てはまるでしょうか。
もしくは会議の議事録や報告書などの類が当てはまる場合もあるかもしれません。
ちなみに、文書化した「情報」なので、紙面ではなくデジタルデータでもOKです。
ISOの審査はサンプリング、ヒアリングで行うので、文書がきちんと管理されていることがとても大切です。
何でもかんでも保管、管理しろというわけではなく、すっきりと、欲しい書類が欲しい時に入手できる状態を整えるようにして下さい。
今日も僕の勉強にお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?