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〜7歳までに育つ4つの感覚 その1『触覚』について〜⑥

遊びが育てる『触覚』~群れあそびは触覚体験~

「♪ かってうれしいはないちもんめ~♪」
「♪まけ~てくやしいはないちもんめ~♪」

一昔前の、路地裏では子どもたちが集まって、自分たちでルールを作り、また触れ合って遊ぶ姿があちこちで見られました。

「はないちもんめ」以外にも、「おしくらまんじゅう」「おにごっこ」など、子どもたち同士がふれあう遊びが数多くあったのです。

その遊びを通して、子どもたちは子ども社会でのルールを守り、時にはぶつかり、時には喧嘩をしながら、適切な距離や友達とのコミュニケーションや適切な距離を学んでいくのです。

これらは、大人が教えるものではありませんでした。子どもたちは、遊びを通して生身の体をぶつけ合い、友達を本当に信頼できる人として認識し、外界との境界を学び、他者との関係から、『自分自身』を知っていくのです。


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