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ゴロゴロ菌増殖中

ゴロゴロ菌が繁殖してゴロゴロ虫と化す時期が年に数回ある。何にもしたくない何にも考えたくない。ここ数日もゴロゴロゴロゴロ。雨が降ったり止んだりでプランターファームの水やりもしなくていいことをこれ幸いにゴロゴロゴロゴロ。ひたすらゴロゴロ。けれど働かざる者食うべからず。老体にムチ打って働いている夫のために、せめて美味しいものを作っておこうと重い腰を持ち上げる。
冷蔵庫を覗いてもゴロゴロ菌に侵された脳ミソにメニューが浮かばない。うーん。と唸ってまたゴロゴロ。ごめんよダーリン。許してたもれ。
なんてぐずぐずゴロゴロしているところへ、シンガーソングライターの芽亜利.Jさんからラインが入った。「最近書いた詞がありませんか」。

コンテストに応募する作品の歌詞が欲しいとのこと。ゴロゴロ菌繁殖中で脳ミソも停止中で、暫く文章も書いていない。お役に立てそうもないなと思っていたら、ずいぶん前に送った詞を使うと連絡が入った。ゴロゴロ菌をなんとか脇に押しやり、作詞ノートを引っ張りだす。あー、こんな表現もできたんだなぁと見直していると、文字数が合わないところがあるので何か良い言葉がないかと芽亜利さん。バースデーライブを終えたばかりで疲れているはずなのに、コンテストのために明日には仕上げたいのだという。なんてパワフル!
あっちが痛いこっちが痛いとぐずぐずゴロゴロしている自分が恥ずかしくなる。芽亜利さんのパワーに誘発されて、脳ミソがじわじわ動き出す。あれこれやりとりしているうちに、生み出す作業はやっぱり楽しいとつくづく感じた。
後日送信されてきた音源を聞いて改めて感動。私のつたない言葉が歌詞に生まれ変わり、芽亜利さんの歌声に乗って耳に心地よく流れ込んでくる。古き良き昭和歌謡っぽくて、素敵な曲に仕上がっていた。何度も聴いているうちに、これ、けっこういい線いくんとちゃう?と思えてきた。大切なコンテストの作品に私の詞を使ってくれたことに感謝しながら吉報を待とう。良い結果が出ますように。
相変わらずゴロゴロしているけれど、芽亜利さんのおかげで脳ミソは少し活性化。せっかくだから「ゴロゴロ音頭」でも書くかと、ゴ~ロゴロゴロゴロゴロゴ~ロ🎵なんて、ゴロゴロしながら口ずさんでいる。フフ。

そしてゴ~ロゴロゴロゴロゴロゴ~ロ🎵と口ずさみながら屋上へ。ちょこっとやる菌が繁殖してきたのでプランターファームのお手入れ。11月も終わるというのにファームは青々としている。
ピーマンとパプリカがゴロゴロなっているので、ゴ~ロゴロ🎵と歌いながら収穫。小さいけれど12個も採れた。

ゴ~ロゴロゴロゴロゴロゴ~ロ🎵でパリパリパリピ~🎵
ゴロゴロ虫と化している私を何も言わずに見守ってくれている夫のために、今日は何味のパリピ~にしようか🌱🌱

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