軽度のワキガはどのくらい?手術はいらない?特徴と対策を解説

この記事は、こんな悩みを持っている人に向けて書いています。

「軽度のワキガだと思ってるんだけど、どれくらいの臭いが軽度なの?軽度の特徴と対策が知りたい」

私も中学生の頃からワキガで悩んできました。
最初は軽度な状況でしたが、昨年は重度に悪化してうつ病になったほどです。

軽度から重度まで経験してるので、私なりにお伝えできることもあるはずです。

この記事では、軽度のワキガで悩んでいる人向けに、特徴や対策をまとめさせていただきました。

軽度のワキガはどれくらい?

臭いは主観ですので感じ方は人それぞれですが、一般的には軽度のワキガはこう言われます。

「脇に顔を近づけて嗅ぐと臭う。直接手で脇汗をさわると臭う」

「ずっとワキガ臭がするのではなく、発汗が多い時など、臭う時間が限られている」

軽度のワキガの場合、人が隣にいても相手の鼻までは臭いは届きません。

ですので、周囲の人には気づかれていないケースがほとんどです。気づかれやすいのは中程度以上になります。

軽度のワキガは周りに気づかれない程度の臭いです。

軽度のワキガの特徴

軽度のワキガには特徴があります。

◯黄ばみが薄い

重度・軽度を問わず、ワキガは洋服が黄ばみます。

ワキガ体質はアポクリン腺が多い人を意味しますが、そのアポクリン腺から流れる汗は「リポフスチン」という色素成分を含んでいます。

リポフスチンは軽度の人は少なく、重度の人は多いので、症状が重くなるほど黄ばみも濃くなります。

私も軽度の時期は黄ばみが薄かったですが、重度になった時はあっという間に下着が黄ばむのを経験しています。

◯片側だけ臭うケースもある

ワキガは利き腕の方が発汗しやすく、臭いも強くなりやすいという特徴があります。片側だけ臭う場合は軽度の可能性が高いです。

◯ワキガの臭いを自分で気づく

軽度の人はワキガの臭いがしない時間もあります。私も若い頃は、デオドラントをしたばかりの朝は臭わず、汗ばむとワキガの臭いがしました。

つまり、軽度のワキガの人は「ワキガの臭いが自分でわかる」という特徴があります。ワキガ臭くない時もあるから気づきやすいということです。

重度の人は、常にワキガの臭いなので、自分で気づかないという人もいます。

軽度のワキガは手術しなくても対策できる

ワキガの根本的な原因は「アポクリン腺」です。

ワキガの臭いはアポクリン腺から流れる汗と、脇についている雑菌が合わさって臭いがします。

ですから、究極のワキガ対策は汗腺をなくすことです。

ワキガの人がワキガの悩みから完全に解放されるには、このアポクリン腺を治療する手術しかありません。

しかし手術にはリスクもあります。
費用がかかるというだけではなく、手術しても臭いが治らなかったり、再発してしまう場合もあり得ます。

私も去年ワキガでうつ病になり、1ヶ月間休職しました。その期間で手術しようと色々検討しましたが、結局怖くて手術に踏み切れませんでした^^;

でも手術をしなくてもワキガは解決できました。

あくまで素人目線にはなりますが、リスクを考えると、軽度の人は手術をせずにワキガ対策した方が良いと思います。

確かに重度になるとセルフケアだけでは抑えきれず、手術が必要かもしれません。でも軽度はセルフケアだけ対策できる人も多いはずです。

手術ではない自分なりの対策を試してみて、それでも効かない場合に手術を検討するのが良いと思います。手術は最終手段と考えて、色々試せばいいわけです。

軽度の人はセルフケアで対策できる

セルフケアのポイントは生活習慣の改善と、しっかり臭いを抑えるデオドラントを見つけることです。

食生活、運動、睡眠、、、生活習慣の改善を突きつめるとたくさん出てきます。

私の場合、全部をやることは難しいと考えて、3つに絞りました。

・デオドラント(ワキガ用)
・ボディソープ
・水

です。
どれも簡単で、リスクもありません。

この3つの対策のおかげで去年、重度だったワキガを抑えることができました。

軽度の人ならおそらく多くの人が対策できるはずです。まとめた記事があるので参考にしてください。

もう1つ付け加えるなら、「睡眠」が大事です。

重要度というよりも、行動しやすい対策だと感じます。食生活を変えたり、アルコールを減らす、洗濯の方法を変えるなど、どれも有効なワキガ対策ですが、すぐにはできないですよね。

でも寝ることは誰にでも、すぐにできるはずです。

疲労がたまると肝臓の働きが弱くなり、アンモニアが分解されにくくなります。それはアポクリン腺の汗を増やすことにつながるので、睡眠不足や疲労はワキガを悪化させる要因です。

さらにストレスもワキガにとって悪影響です。ストレスと睡眠も密接に関係しますよね。

たっぷり睡眠をとって毎日の疲労を取ることは、大事なワキガ対策の1つです。

軽度を維持するのも重要

ワキガは様々な要因で悪化させてしまいます。

私も10年以上軽度でしたが、少しずつ症状は重くなってしまいました。

今の軽度のワキガを改善することが1番大事なのは間違いありませんが、ワキガは悪化してしまうことがあるということは知っておいた方が良いです。

また、悪化させない対策が今のワキガを抑える対策にもつながります。どんなことがワキガに悪影響なのかを説明しておきます。

◯ストレスが強くなるとワキガも強くなる

経験上、ワキガに1番悪影響なのがストレスです。

ほんっとにストレスはワキガを悪化させます泣

ストレスが強まるとアポクリン腺が活発になり、脇汗が増えてしまいます。

さらに「臭いを気にする」というのがストレスにもなるので、悪循環になりがちです。

ストレスを溜めないというのは難しいですよね。。。簡単にいかないのはよくわかります。

それでも1日の中でリラックスする時間を作るなど、できることをやるのはプラスになります。

ストレスがワキガに影響することだけでも認識しておいてください。

◯洋服も臭いの原因になる

特に直接肌にふれる、下着やTシャツ、キャミソールなどには注意が必要です。

ワキガの菌は普通に洗濯するだけでは落ちきれません。菌がついたまま洋服を着れば、臭いが強まる原因になります。

・漂白剤のつけおき
・熱湯で殺菌する
・液体洗剤ではなく、粉の洗剤を使う(一般的に粉の方が洗浄力が強い)

上記は一部ですが、洗濯を工夫することもワキガ対策になります。

また、下着は黄ばんだら捨てて、新しい下着にすることをおすすめします。

毎日着替えを持ち歩き、汗をかいたら交換するのも有効です。夏などは通勤だけ、ランチで外に行くだけで汗をかいてしまいますよね。汗が出たということは雑菌がついていることになりますので、早めに着替えた方が良いです。

◯食べるもので汗は変わる

汗は体内から流れるわけですから、食べ物は汗の質に影響します。

忙しい毎日の中で食生活を改善することは難しいかもしれませんが、知っておくことで少しプラスになるかもしれません。

簡単に言えば、体に悪い食べ物がワキガにも良くありません。

・タバコ
・お酒
・脂っこいお肉
・ジャンクフード
・濃い味の食べ物

逆に、緑黄色野菜、お魚、果物、海藻、梅干しなどは汗の質を良くします。

また良く噛んでゆっくり食べることもプラスです。

色々気にするのは難しいかと思いますので、深酒をしない、暴飲暴食に気をつけるというだけでも少し変わってくるはずです。

以上、軽度のワキガ対策、ワキガを悪化させる要因についてでした。

全部を取り入れるのは難しいと思いますので、ぜひできることから始めてみてください。

私がやってみて効果があったワキガ対策も簡単にできることですので、参考にしてみてください。

読んでいただきありがとうございました。

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