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 音楽。
 音『楽』って書くから音楽は楽しいものでないといけないのかな、なんて考えたことが昔ありまして、日々、同調圧力を感じていましたが(誇張)、音楽の『楽』は別に楽しいという意味ではないわけで、音楽はどういうことであれ、感じるものなんだろうな、と改めて思う今日この頃です。だって、例えばジョイ・ディヴィジョンを聴いて楽しいか、というと違うように思います。聴いていて感じ入ってしまう、というのだとわかるような気がします。
(メジャーコードとかマイナーコードという意味ではなく)日本の音楽に明るいものが多いのは、音『楽』という言葉に引っ張られているのか、いや、違うか、明るいというよりポップなのかな、政治的なものとか扱うと重くなって『楽』しくなくなるから、やっぱり言葉に引っ張られている? そういえばアジア全体だと傾向的にはどうなんだろう? なんて、どうでもいいことを考えてしまった次第です。

 (話は変わりまして)そういえば、僕が持っていた英訳付きの「万葉集」はセレクションなので例の「令月」が入っていないものでした(と言いながら、後でよく見たら入っている可能性もありますが)。というわけで、民俗学者で詩人の折口信夫さんのものがあったので、それをKindleで読むことにしました(と言って、まだあまり読んでいません)。

 ちなみにトップの画像は内容とは全く関係なくて、うちにいるチェブラーシカです。なかなかの強者でデータを保存してくれる頼もしい存在です(比喩でもなんでもなく、そのままの意味です。中身はUSBメモリで、ロシアでの仕事仲間の方が随分前にくださったのです)。

(今週の楽曲)
今月から暇を見て作り始めた"colors"というシリーズの中からの楽曲です。
販売するまでには、また改良を加えていくかと思いますが、本日アップするのは、昨日ミックスしたバージョンです。アンビエント・ポップ、という具合のサウンドになりました。

https://note.mu/wakimaru_piano/n/nbd901eafba83


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