見出し画像

【第1回Webマーケティング戦略講座】特徴の「掘り下げ」から開始

前回の記事で、Webマーケティングを成功させる為の第一歩は「パズルを組み立てること」をお話しさせて頂きました。

前回のおさらいとして、

① Webマーケティングで出来ることは「集客元(Webサイト・動画・SNS)」に「需要の高いインターネットユーザーを集めて」「集めた結果や現状をデータで解析する」戦略。

② Webマーケティング戦略を作ることは、パズルを組み立てることと同じに考えて、パズルを組み立てる為には初めに「目的(ゴール)」をパズルのピースの真ん中に置くことからはじめること。

パズルのピースとは、真ん中に置くピースはコンバージョンアップや知名度アップ等の「Webマーケティングの目的(ゴール)」

真ん中以外に置くピースは「Webマーケティングの企画案」のことを言います。
※以下「真ん中以外に置くピース」は「企画案」と名称します。

パズルを組み立てる方法(Webマーケティング戦略案を作る方法)は人によって違いはあるでしょうが

「①Webマーケティングで発信したいモノ・コト・ヒトを掘り下げる


「②企画案作り

「③企画案に必要な情報をリサーチ」

「④企画案にWebマーケティングのサービスを当てはめる」


がおすすめです。

今回は「Webマーケティング成功法講座」第1回目として①のWebマーケティングで発信したいモノ・コト・ヒトを掘り下げることの重要性」について書いて行きます。

掘り下げは「企画案の下地作り」

画像1

「モノ・コト・ヒトを掘り下げること」で「Webマーケティング企画案の下地」が出来上がります。

モノ・コト・ヒトとは、Webマーケティング戦略で発信したい「サービス・商品・会社の取り組み・会社の社長、名物社員」のことです。

モノ・コト・ヒトを掘り下げてみると、「ターゲット層、効果、作るまでのヒストリー、価格帯、信頼性、ユーザーの声・・・」様々な情報が出てくると思います。

まずはその情報を洗い出してみましょう。

特徴は「企画案」を作る為の大切な下地なので、「モノ・コト・ヒトの特徴」はとことん掘り下げていきましょう!!

掘り下げた内容は単語・文章でも良いので「Word・Excel・PowerPoint・手書きのメモ帳」に書き留めてください。
※仕事が安定したらWordかExcelで作った「掘り下げ帳」のマニュアル書とテンプレートを作成して無料でプレゼントします。

情報を出す時のアドバイスとして「どうでも良い情報・関係性の無い情報」もメモしておくことがおすすめです。

「どうでも良い情報・関係性の無い情報」から当りの企画案が出来上がる可能性がある為です。

事例から掘り下げの重要性を解説

画像2

Webマーケティングの企画案を作る為に掘り下げが重要な理由を私が以前ご対応させて頂いた案件の事例を基に紹介して行きたいと思います。

Webマーケティングと言っておきながら、TV PRの事例でご紹介させて頂きますが、「関係性の無い情報を出すこと」「掘り下げること」の重要性が分かりやすいかと思います。

「1960~70年代の昭和映画がDVDでリバイバルされてレンタルサービスが開始する」と言ったプロジェクトを「TV番組で取り上げて欲しい」とご依頼を頂いた時、「昭和映画は認知症防止や予防へ繋がる?」と言う企画案を考えました。

「認知症と昭和映画」を組み合わせた理由は「10代~20代の時に当時の映画を見ていた方が現在60代以上のご高齢の方」と考えた時、「ご高齢になってくると認知症が始まってくる方もいるのではないか?」と言った情報を掘り下げて探しました。

さらに認知症について掘り下げていくと、回想法と言って「若い頃に見た映画や音楽を聴くと昔を思い出して認知症の防止にも繋がる」と言った情報を見つけました。

結果、「昭和映画は認知症防止や予防へ繋がる?」と言った企画案で「F3層をターゲットとした地上波情報番組・夕方の地上波ニュース番組(特集コーナー)」へ取り上げてもらいました。

「TVに出すことを目的(ゴール)」としてパズルのピースの真ん中に置いて、企画案(真ん中以外のピース)を作る為にサービスの情報を掘り下げました

DVDのレンタル促進が目的だったのに「認知症・回想法」と言うキーワードは全く関係無い内容です。

ただ、ターゲット層を深掘りした結果「認知症」と言うキーワードが出てきて、さらに深掘りしてみると「回想法」と言うキーワードを出すことが出来ました。

掘り下げる為には様々な視点から見て行くことが重要

画像3

今回の「掘り下げることの重要性についての記事」をまとめて行こうと思います。

掘り下げるモノ・コト・ヒトが〇ならば「〇を〇の視点から見た特徴」「〇を△の視点から見た特徴」「〇を□の視点から見た特徴」と様々な方向から見せ方を変えて情報を掘り下げてみてください。
※「〇はサービスと直接的に繋がる情報」
    「△はサービスと間接的に繋がる情報」
    「□はサービスと全く関連性が無いが、サービスと繋ぐことが出来そうな 情報」

繰り返しになりますが、Webマーケティング戦略作り「第一フェーズ」の「掘り下げること」は、企画案作りの重要な材料です!

次回の第2回は「企画案作り」について書いて行きたいと思います。

Webマーケティングを考えている企業様及びWebマーケティング会社様へ

今回の記事を読んで頂き「Webマーケティングの依頼を検討してみようかな」とお考えの企業様や「一緒に仕事してみようか検討してみようかな」とお考えの同業他社様へ。

「noteのメッセージ」「TwitterのDM」からご連絡を頂ければと思いますので、何卒よろしくお願い致します!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?