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シリーズ∶日本酒と私(6)

旨い日本酒ってあるんだ(その2)

ひとり居酒屋のススメ。

 結婚後は、多少日本酒を購入する機会が増えたが(風邪をひいた時は家で卵酒を作ったりしていた)、相変わらず晩酌の主体はビール。
ただし、冬休みに帰省した時は、実家で五郎八という菊水の濁り酒をいただいているうちにこのお米のつぶつぶした口当たりと濃厚でコクのある味わい(蔵元の開設通り😉)が好きになり、11月になってデパートやスーパーで見つけると即買いするように(3月までの期間限定)。
新潟の魚沼の方にスキーに行った時には、酒屋で八海山の酒粕を大量に購入(当時はタダ当然のごとく安く買えた😚)。
村上の鮭と八海山の本醸造の酒粕の相性が良く絶妙な味わいになるのである(吟醸や純米吟醸だときれいすぎてコクが出ない)。

日本酒との接し方が大きく変わったのは、平成20年の4月から。
愛読誌である小学館の「ビッグコミック」に、「太田和彦のイケイケ居酒屋」のコラム連載が始まったのだ。
太田さんのコラムにのめりこむと、あたかもその居酒屋に居合わせて、店主おススメのあてを味わいつつ日本酒を呑み語らう妄想がふくらんでくるのである。
おかげ様で、ひとり居酒屋探訪が平気に(ライフスタイルに❓)なってしまった。。。

居酒屋歳時記という単行本になってます。

 新宿スタンド「」(まだ千葉麻里絵さんが居た頃)やオカンタージュの「善知鳥」、純米酒の「タキギヤ」を訪ね、故郷つながりで「だっちゃ」や「あかね雲」、焼鳥の「駒安」の暖簾をくぐり。。。
他にも元祖日本酒飲み放題の「山ちゃん」で仲間と呑み惚けたり、毎年日本酒の日の10月1日に行われる「日本酒ゴーアラウンド」などを満喫。

日本酒ゴーアラウンド


 大阪に単身赴任となれば、「山中酒の店」や「燗の美穂」など人気どころを訪問。
次の赴任地である仙台では、「一心」に「源氏」などこれまた有名どころに、燗の美穂の美穂さんから教えてもらった「かせ政(焼魚が旨かった)」や、
日本酒バー「和酒らんぶる」など、仕事帰りに寄り道してホッコリ(^^)。

以降、ふらっと立ち寄った店の数々・・・現在進行形😊。

日本酒テレビ番組と言えば

 東北の大船渡の現場出張に行って宿舎に停まっての晩酌時には、決まって吉田類氏の「酒場放浪記」の録画が流れていたものだ。
それからというもの、BSの太田さんと吉田さん(因みに、ワカコ酒も😜)の番組は毎週見るように(ほぼ録画ですが😉)なった。ファンも多いのだろう、息の長い番組になっている。

日本酒の本など

 まずは、プレジデント社の「dancyu」との出会いについて。
大阪にいた頃からその存在は知っていたけれど、
本格的に購読するようになったのは、仙台のローソンで「日本酒入門」号を見つけて購入してからである。

新しい日本酒の教科書


記事で日本各地の蔵元の酒を知り、醸し方を学び、酒屋に買いに行ったり。
主催イベントの「日本酒祭り」に初めて参加したのは2014年のこと。

日本酒と「和」の祭典

京都の老舗「菊乃井」の村田さんの料理をアテにいただきながら、多種多様な日本酒を試飲できた(十四代や新政などの貴重なものも!のは、まさしく至高の極みであった。
日本酒に関する書籍は、太田さんの本の他にも、ジャストシステムの月刊「ジャストモアイ」のコラムでファンになった、酔っぱライターの江口まゆみ氏や、山同敦子氏の本なども書棚に並んでいる。

定例試飲会

 国分寺の「おため酒屋(あさみ酒店)」の月いちの定例試飲会に通うようになったのは、2019年2月から。

おため酒や

 小金井の借家に住むようになって、国分寺駅への徒歩での行き帰りの途中で目に入る「おため酒」の看板が気になってはいたものの、なかなか足を踏み入れる勇気を持てないでいた。
 ある時、麒麟山の蔵元の営業部長さん(?)が試飲会にやって来るという情報を耳にして、思い切って参加してみたら、すっかりはまってしまった。
華やかで上品な純米吟醸酒もたまには良いけれど、普段は安けど旨いのが一番❗ 店主が懇意にしている酒蔵は、どこも間違いなし❗❗ 
同じ銘柄でも醸造年毎の違いや精米具合の違いを比べたり、店主の蘊蓄や拘りに、気の置けない常連さんたちとのなにげない会話も心地よし。 
こりゃもうどうにも、やめられまへん😍 日本酒🍶
アル中ではない。念のため)

★★生酒の呑み過ぎにはご注意を😎
             (詳しくは「九死に一生の巻。」で!)


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