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CHAPTER7「地方」のポテンシャルを引き出したい(猪子寿之×宇野常寛『人類を前に進めたい』より)

PLANETSの新刊 猪子寿之×宇野常寛『人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界』が先行予約を受付中です。
発売に先駆け、毎日、各章へ猪子さんがよせたステートメントを無料公開しています!CHAPTER7のテーマは「地方」の持つポテンシャルをいかに引き出すか、です。

▼書籍の内容紹介
2015年からの4年間、チームラボ代表の猪子寿之氏は、評論家・宇野常寛を聞き手に、展覧会や作品のコンセプト、その制作背景を語り続けてきました。ニューヨーク、シリコンバレー、パリ、シンガポール、上海、九州、お台場……。共に多くの地を訪れた二人の対話を通じて、アートコレクティブ・チームラボの軌跡を追う1冊。猪子氏による解説「チームラボのアートはこうして生まれた」も収録です。(フルカラー)

CHAPTER7 「地方」のポテンシャルを引き出したい

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▲『呼応する球体のゆらめく川 』©teamLab

 日本の地方には素晴らしい地理的特性を持つ場所、歴史的背景を持つ場所、特異な文化を残す場所が多数あります。それらは深く知れば魅力的である一方、海外の人には少しわかりにくかったり、現代の人には少し退屈だったりする側面もあります。デジタルアートの力を使って、その場所の特性を生かし、新たな価値を付加し拡張することができたら、大都市にはない魅力的なスポットになりうるポテンシャルを持つと考えています。(猪子寿之)

CHAPTER7では、猪子さんの地元・徳島で開催された「徳島LEDアートフェスティバル」をテーマに、アートを通じてその土地の歴史と地理にいかに接続できるか、そして、日本の地方都市が持つポテンシャルをどうやって引き出すことができるか、話し合いました。

明日は、CHAPTER8「都市に未来を提示したい」によせられたステートメントを公開します。


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