子どもは先生だ

何年かぶりに川遊びをした。
せっかくの夏休みだが、感染を懸念して大きな予定を立てなかった。
でも、どこにも行かないのはあまりに寂しい(私が)ので、日帰りのBBQと川遊びに出かけた。

神流川は群馬と埼玉の県境を流れる清流で、この川沿いには川遊びやBBQをするのにちょうどよい公園が整備されている。

画像1



車を停めると次男は急いで水着に着替え、子犬のように川に向かって走り出した。直前まで行きたくないと駄々をこねていたけれど、川を見た瞬間、スイッチが入ったようだ。
慌てて追いかける。
「水かけっこをしようよ!」返事をするまでもなく、水をかけられた。
今までなら川に入らずに陸の上から見守っていたのだけれど、33度という気温と日差しの中、キラキラ光る川面に誘われてサンダルのまま川の中に足を踏み入れた。

川の水がひんやりと優しく足を包む。次男は笑いながら水をかけ続けてくる。私も負けじと水をかける。いつの間にか、ふたりで笑いあっていた。

こんな風に何も考えずに笑ったのはいつだっただろう?いつも、次の予定や段取りを考えていた。
子どもと一緒に、子どもの頃に戻って心から笑う、ということがこんなに気持ちよいとは。

感じることが苦手だと思っていたけれど、身近にお手本がいた!
子どもと一緒に笑ってみよう。感じよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?