こんにちは！

スマイリーナENAです👩‍💼

さて、本日は普段おこなっている鑑定の様子を少しご紹介してみたいと思います。

掲載にあたっての許可はいただいております。

途中、お客様の個人情報に該当する部分は省略しています。よって、ところどころ文脈がおかしな場合がありますことをご容赦ください。

それは昨年の12月の終わり、仕事納めにしていた最後の日のことでした。

数日前に問い合わせがあり、遥々、三重県からお越しになるというO様は、もうどうしたらいいのか分からない…ここから先どう進めばいいのか…、と悩み苦しまれていました。

当日、ご来店され、ひと通りのヒアリングをしたあとは、私は彼女のハイヤーセルフにこう尋ねました。

「今回あなたが私に繋げるように、彼女を誘導して導いてくれたのね？」

彼女のハイヤーセルフからは、「今回はどうしてもあなた（ENA）にこの子（Oさん）を会わせたいと思った。それが一番の方法、それしかないと思ったから導いた」

エネルギーを通してそのようなものが返ってきました。

私はOさんにこれまでの経緯や、ここに至るまでの流れをいろいろと尋ねました。

実はOさん、その年の初め頃、お付き合いをしていた相手の男性を事故で亡くされており、その一年は本当に辛いことばかりでたまらなかったそう。
そのような中で、もう、いい加減に自分も前に進まなければならないと思うけど、彼のことを思うと自分だけが残りの人生を好きにしていってもいいのだろうか…。彼は今でも私のことをずっと見守ってくれてるのだろうか…と、途中から彼のこと思い出しては泣きながらそう言われていました。

「彼の声が聴きたいですか？」

私がそう尋ねると、彼女はうんうんと、深く頭を上下しながらハンカチで目元を押さえました。

私にはその時、男性のエネルギーが取れなかったので、彼女のハイヤーセルフに話しかけては、今、その男性と繋がって話すことが出来るかを尋ねました。

ハイヤーセルフから返ってきた答えは、もう今は男性は別の存在に転生を果たしていて、新たな人生を歩んでいるとのこと。

ただ、最後に男性がOさんの元を離れる時（亡くなってしばらくの間）に思っていた感情、気持ちはこういうものだったというのがあるので、是非それを伝えて欲しいと言ってきました。

私は、今は彼は新しい転生を果たし、もう以前のOさんが知っている彼とは別の存在になってしまっていると。
ただ、亡くなった後、しばらくの間、側にいてあなたのことを見守っていて、最後離れる時にはこういう気持ちだったというのをハイヤーセルフが教えてくれると言っているけど、それを聞いてみたいですか？と尋ねました。

彼女はハンカチを目元からずらすと真っ赤にした目で私を見つめ、はい、その言葉が聞きたいです…と小さな声で言いました。

※この時のハイヤーセルフから聞いた内容は、かなりの個人情報が含まれるものですのでここでは省略させていただきますね。

私はひととおりの声を出した後、Oさんにこう言いました。

「彼もずっとあなたのことを心配していたみたいですね…。でも、最後に彼の思っていた気持ちがどういったものだったのかを知って少しは楽になりましたか？」

そう言いました。

その時、ハイヤーセルフから受け取った言葉は、要約するとこういうものでした。

彼は自分で決めて来ていた人生の計画書通り最後にOさんと出会うことによって、その時のOさんの心の支え、導きとなれたこと。
または、命は限りがあるものだから、もう今後は二度と自分で自らの命を絶つようなことは考えないように。
その為にも自分（彼）は、その命の尊さ、生きることの大切さをOさんに伝えたくて、最後Oさんと一緒の2年間を共にしたんだと言っていました。

私がハイヤーセルフから聞いたことをその通りに伝えると、Oさんは途中、大きな涙をポトポトと落としながら、うんうんと大きく頷いていました。

「どうでしたか？　実際にはそういうことだったと知って、今、Oさんはどのように思いますか？」

私がそう尋ねると、Oさんは静かな口調でこう答えました。

「実は私、これまでに自分の身体の弱さが原因で離職を繰り返し、生活も疲弊し、精神もおかしくなり、彼と出会う少し前に睡眠薬を大量に飲んで自殺を図ったことがあったんですね。

もう何のために生きているのか分からない、こんなに苦しい想いをするなら死んだ方がマシだって…、その時は本当にそう思っていました。

ただ、幸い私の異変に気付いた両親のおかげで何とか死なずに済み、その後は両親も一緒になって懸命にリハビリをしていた時、施設で私の前に現れたのが彼だった。
彼はお父さんの親友の子供で、実は私たちは小さい頃はよく一緒に遊んだりする間柄の関係だったんです。

私はそういった理由から再び彼と出会ったことで、その時に私が感じていた、自分の心を覆っていたものが少しずつ取り払われていくようになっていき、その後は彼の優しさや明るさに照らされているうちに、あれ程にもうこの世からいなくなりたいと思っていたような気持ちも吹き飛んでいってしまいました。

彼はそういう意味でも本当に、これまでの私の人生をもう一度、希望を感じたり、もっと生きたいと思えるようにしてくれた、私にとってはかけがえのない存在だったんです」

と話してくれました。

「そう、だからこそ、今、私があなたのハイヤーセルフから聞いた言葉の意味がよく分かったでしょう？
Oさんがこれまでに自らの命を絶とうとしたことがあったことを、彼は、今度は自らの命を無くすこと、それをOさんに見せることによって、命というものの大切さ、尊さをなんとかしてOさんに伝えたいと思った。
だからこその、彼の人生というのは、彼が彼の決めたタイミングでこの世を去ると決めた通りに、最後はそういう役目を果たして向こうの元の世界に戻っていったということなんですよね」

「でも、だからと言ってそれを分からせる為に、どうして彼がこの世を去る必要があるっていうんですかね…。
私は彼がずっと側にいてくれたら、もう二度と自らの命を絶とうなんて思わない。
彼がそんなことをしてまで命の尊さを教えてくれなくても良かったのに…。そんなことまでする必要なかったのに…」

「でもね、確かにそれはあなたからしてみれば理解の出来ないこと、理不尽に思えることだと思うけれど、彼は元々がそれをおこなうことを自らの中で決めていたから、そういう現実をあなたたち2人は体験したんだということ。
それは、もっと深い原点まで遡れば、彼は今世の地球での体験ではそのようなことを体験したい、そう思って転生し、この世に生まれてきたんだからそれは仕方のないことなんだと思うしかないんですよね…」

私たちはその後も１時間以上そういう風に、人がこの世の中に生まれてくること、人生というものの意味などについてを語りあっていきました。

約２時間ほどの鑑定でしたが、最後、お別れをする時の彼女はもう最初に来た時の様子とはすっかり変わっており、別れ際には少しの笑顔を見せてこう言いました。

「ENA先生、本当にありがとうございました。　私、やっぱり今日ここにきて良かったです。　
もう大丈夫。　彼がそういう風にしてまで私に伝えたかったこと、そして私のことをたくさん考えてくれていたこと、心配してくれていたこと。　
私、これからは彼が自らの命をかけてまで教えてくれたことを胸に、また全てを1からスタートするかのような気持ちで頑張っていきます。
あっ、そういえば今回の先生との出会いを導いてくれた私のハイヤーセルフにも心からの感謝ですね。ホントにホントにみんなありがとう。　
私、先生から言われたとおり、来年からは本当に自分がやりたいことをやって、この与えられている命を全力で味わっていく！楽しんでいこうと思います！」

そう言われて帰って行かれました。

そう…。

時には誰もが、どうしてこんなことが起こるのだろう…と思える程に辛かったり、悲しくなるようなこともあるのが人生というものですが、

ただ、そうは言っても、今私的にもいろいろなことが分かってきたことの中で、唯一これだけは絶対だなぁ！と言えること、

それは、

この宇宙というものは完全完璧！

宇宙のおこなうこと、創り出していることには何ひとつとして無駄のことも、不必要なことはない！

そういうものなんだなってことを、今、強く感じます。

今後も好評であれば、このような鑑定のお客様とのやりとりをご紹介していきたいと思います。

最後までご拝読ありがとうございました。

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