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自己主管:私の心と体の統一から平和が訪れる

宇宙主管を願う前に自己主管
後天時代の生活信仰

「宇宙主管を願う前に自己主管を完成せよ」
というのが私の生活哲学です。

宇宙主管を願う前に、世の中のあらゆるものと関係をもつ前に、自己主管を完成しなさいと言いました。主人になることができ、師になることができ、父母になることができるこの良心に、自分の体が1000年、万年侍ったとしても不足な自分であることを発見するとき、初めてここに天運が臨むのです。

心は体のために生きたいと思いますが、体は心のために生きようとしません。

問題は自分自身にあるのであって、社会にあるのではありません。自分の家に問題があれば、兄が悪く、姉が悪く、父が悪いからではなく、自分が悪いからです。

自分から正しく立て直し、それからほかの人が悪いという第二、第三の批判基準を立てるのです。

自分の心と体が一つになってこそ、堂々と一つになった世界で暮らせるのであって、自分が一つになっていないのに、全体が一つなった所にどのようにして近づくのですか。自動的に退いていくようになるのです。

心を踏(ふ)みにじり、心を否定し、心を苦しめ、心を締(し)めつける体が主人になってはいけない、という事実を知らなければなりません。
体を捕まえて、心のように「ために生きる」ようになったときには、幸福が訪れてきます。ここに神様が臨在されるのです。(201-353)

私は、生涯をかけて、「ために生きよ! 天宙主管を願う前に自己主管を完成せよ!」という真の価値観の理念で今まで世界の若者たちを指導してきました。
皆さんは、真の父母、真の師、真の主人の三大主体思想で武装し、真の父母のように、強靭な肉体と健全な精神の調和統一を必ず成就していかなければなりません。

原理的に見るとき、完全な人間は、精神と肉体が神様の心情と絶対価値を中心に統一的な関係をもち、健康な状態と正しい役割を果たさなければなりません。

 つまり、いくら健全な精神をもっていても、健康な肉体をもてなければ、完全な人になることはできず、それと反対に、健康な肉体を所有していても、精神が正しくなければ、正しい人の役割を果たすことはできません。

このような事実を認識し、皆さん全員が、心と体の正しい統一を成就していけるよう、絶えず先頭に立つことを願います。(271-149)

世界を占領するよりも、自分自身に与えられた環境を占領するほうがもっと難しいことを、皆さんは知らなければなりません。

国を背負って私に反対するサタンや、社会を足場として反対するそのサタンが恐ろしいのではなく、その悪が恐ろしいのではありません。私の本心を取り巻く善の前に、直接的にぶつかっている「私」という存在が、どれほど恐ろしいものかを知らなければなりません。

したがって、この「私」をどのように克服するかという問題が、信仰者においては最も重要な問題なのです。(42-216)

皆さんの心は、何をしなければならないのでしょうか。天理の法度を順理的な法度として迎え得る本性をもつために、それに相応する自我を完成しなければなりません。

心と体が相応していますか、相克していますか。相克しているときは、「相応」がその場にいることができないのです。「相応(そうおう)」から出発すれば「相克」は存在できますが、「相克」から出発すれば、「相応」は絶対に存在できません。

ですから、その人の理念と行動がいくら美しかったとしても、相克(そうこく)している人の終末は破綻(はたん)なのです。

皆さんがこれをはっきりと理解して、生活哲学として適用すれば、人生において失敗しません。

この原則を自分の生活に応用して天倫に合わせていく人は、決して天倫の反逆者にはならず、天倫の前に順理者になるのです。(17-119)

“文鮮明先生 み言選集”

神様の心ですべてを見つめる 、そして考え、行動することを願っている良心の思いに聞き従う~
心身統一は生涯の修練です。



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