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文学作品“騎士団の試練” ブラック、第3の部屋

ここは試練の洞窟。王立騎士団の入団試験の試練が行われている。

ブラックは今、第3の部屋にいる。部屋の貼り紙にはこう書かれている。“進む者は右のドアの向こうの針を飛び越えよ。戻る者は左のドアの奥へと歩いていけ。”ブラックは字が読めずに呆然としていた。ブラックは行きたいけど2つあるじゃないかよ。一気に行くか行かないかだろと思った。試練をやらないといけないのに行かないで合格で良いのかよ。みんないい加減だなとブラックは思った。

ブラックは行かないで合格にすることにした。ここで待っていないといけないが、座っていないと楽にならない。ブラックはやる気が十分だったが、仕方ないので座って待つことにした。

座って待っていると時間がかかったので良かった。これなら疲れたで合っている。

時間が経って来たのはグリーンだった。グリーンは次の試験番号の挑戦者だ。ブラックは「あ、何でおまえが来るの?」と言った。グリーンは「ブラックが遅いんだよ。やばくない?」と返事をした。ブラックは「もう疲れまくった。そろそろ出ないといけないよな。」と言った。グリーンは「本当に出るの?出たら終わりなんじゃないの?」と答えた。ブラックは「もうだいぶ疲れたし、元々出ないといけないんだよ。」と言った。グリーンは「本当に出るのか。じゃあ左のドアの向こうに歩いて行くんだな。」と言った。ブラックは「左?左のドアを行くの?」と言った。グリーンは「ほら、そっち。」と指を指した。ブラックは左のドアの向こうに歩いて行った。

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