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「Morning Pitch Channel地域企画第3弾」はなんと福岡市!嬉し過ぎて速報書きました😆

本日行われた「Morning Pitch Channel地域企画第3弾」はなんと福岡市!

地域スタートアップエコシステムの最前線 ~福岡市特集~と題したこのオンラインイベントは、250名程の参加者が視聴され大変盛り上がった内容でした。※イベント動画が公開されたので追記します。

ゲストには福岡市長も参加され、福岡から全国やグローバルに挑戦されているスタートアップの皆様が並びます。

【出演者の皆様】
福岡市長 髙島 宗一郎 氏
NewsPicks Studios 代表取締役 佐々木 紀彦 氏
KAICO 代表取締役 大和 建太 氏
オルターブース 代表取締役 小島 淳 氏
KEYes 代表取締役 栗山 真也 氏
トルビズオン 代表取締役 増本 衛 氏
Qurate CEO トム ブルック 氏
デロイトトーマツ ベンチャーサポート福岡オフィス 九州地区リーダー 香月稔 氏

イベントは下記の3つの構成で行われ、あっという間の90分でした。

■当地域のスタートアップエコシステムに関する概観
■トークセッション
 ・何故この地域でスタートアップなのか?
 ・アジアやグローバルとの連携
 ・Beyondコロナでの施策
■福岡スタートアップピッチ 各社5分+質疑応答

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※引用:デロイトトーマツベンチャーサポート香月氏資料

福岡のスタートアップの歴史は2012年のスタートアップ都市ふくおか宣言から始まり、スタートアップ3.0に向け躍進を続けています。

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※引用:デロイトトーマツベンチャーサポート香月氏資料

なんと直近5年間を見ても、10億以上の資金調達をした企業がこんなにあるんです!!

そしてこれからは、10億円オーバー企業が突き抜けるステージに進みます。

スタートアップ3.0と言われてスタートアップのさらなる成長フェーズに入り、さらにムーブメント広がっていく見込みです。

目指すは福岡から時価総額1,000億を超えるユニコーン企業の創出!

福岡は食べ物が美味しい、女性が美人というだけでは無く、経済でも目立った存在を目指しています。

現状は福岡は、支店経済と呼ばれ大企業の支店が経済の産業のメインと言うイメージがありますよね。

皆様は米国のシアトルはご存じですか?マイクロソフトやスターバックスなどの世界企業が並ぶ都市です。

シアトルと福岡は港町で住むエリアと働くエリアがあり、大学がそろっていて、都市のビジネスコストが安いというリバブル(ちょうど良く住みやすい)な特徴が大変似ています。

スタートアップとリバブルが一緒になるんだという市長の気づきから福岡のスタートアップ都市構想が加速していきました。

今、福岡では起業のムーブメントが大学や大企業間でも少しづつ広がりを見せています。九州大学にも起業部ができました。大企業から学生達までチャレンジする流行になっています。

「みんな福岡見て」というのは市長の役割。見てくれたところで起業家が活躍するという流れができてきているように感じています。

福岡のスタートアップ都市は「グローバル」と「スケールアップ」 と言う2つのポイントを重視し拡大を続けています。

そもそも福岡市はアジアのゲートウェイで、スタートアップの流行の以前からアジア太平洋こども会議で、昔からアジアから子どもたちを受け入れているんです。11の国地域と15のスタートアップ地域とMOUを結んでいる実績もあります。

最初からグローバルというのを大事なテーマにして、ビジネスが世界に行けるかどうかを大事にしてきているのが特徴ですね。

具体的には、海外のスタートアップとのピッチ大会(ビジネスプランのプレゼン大会)の実施やインキュベート施設に入れる活動を行い、それぞれのエリアから福岡に進出したいスタートアップに誘致を行います。誘致したい先には、オフィスや航空券、イベント招待など特典もあり誘致のハードルを下げているんですよ。

市長にNewsPicks Studios佐々木 紀彦氏より寄せられた質問は下記でした。

Qスタートアップビザをなぜ福岡で取りたいと思うのか?
A外国語で無料でマッチング・相談サポート。実際に成功確率が上がるので人気がある。
現地に行かなくても調べることができる。

Q海外からの起業家は増えているのか?
A福岡市内のインキュベーション施設を集めた結果、海外の人が多い施設になった。
awabarでお酒を飲みながら起業家同士の仲が良くなっている。

Q九州全体を盛り上げていくのか?
A九州はコロナ感染者は少ない。九州の中で人の移動を盛り上げる。立法は何をするかでいうと国は全て一律。東京も離島も全て同じ。状況も環境も全く違う。
全部一律で通じるモノをつくるのは難しい。それぞれの地域に合わせた規制、スピードを上げるには九州は良い環境。相当なポテンシャルがある。そうなると地方が新しいモノをつくりだすチャレンジ環境があると発信できるのでは。

Qスーパーシティ構想は?
A福岡スマートイーストで箱崎キャンパス跡地50ヘクタールので都市開発が進む。
もともと住民がいると同意が大変なものが、一気に変革が可能。
例えば電動キックボードは今の街で使うとすると路肩は途中で切れていたりする環境で、便利であるが、安全に使えない。最初から車いすや電動キックボードが歩道で走れるように路肩を引いていくことで、安全に実証実験が可能。GPSが道路の中に最初から埋め込まれている状態をつくるとすると、これからどんな社会が来るのか想像ができるようになる。
便利で安全なスマートにつかえる街をつくって見せるリスク対応のモデル都市が必要。

Q東京からも来たいという人がいそう。
Aスタートアップを生み育てる、そこで生まれたモノが実際に使えるフィールドがある。

Q東京のリソース、人材にとっての魅力とは?
AイベントでPRのお話をさせていただき、新しいツールができると変わってくる。技術テクノロジーができると、今のようにコロナウイルス感染拡大で人間としての生命力が問われる中で、感染者の少ない福岡は家族と住むのに魅力がある。福岡は人口160万人都市で、メガシティからの距離も最適。1,000キロ先の東京、1,000キロ先の上海はメガシティで感染症を抑えるのは大変。福岡を拠点とするのはちょうど良い。

Qそれがかっこよいと思われると良い。
Aリバブルというだけでなく、行政として実証実験フルサポート事業というのがあって、最大限フルサポートしてというフィールドをつくりたいと思う。

Q福岡の子どもにとっては起業家はヒーローになる?
A中長期で福岡市内の図書館には、起業家の本を置くようにしている。スタートアップのストーリーをおいている。起業家教育を重視している。福岡の起業家のみなさんに学校に行って話してもらうことを何年も行っている。

社長になりたいという人が一時期減っていたが、カッコいいなという風に思えるきっかけを行政として行っている。コロナ時代でチャンスの時代がやってきたと思う。

Q最後のピースは何か?
A「世界を変えてやるぜ」と本気で思っているプレイヤーの存在。例えば、KAICO株式会社はワクチンをつくるスタートアップ。新型コロナウイルス感染拡大で、毒の無いウィルスをカイコの体の中で増やすことができるので、飲むワクチンとして世界の発展途上国にも拡大することが期待できる。

「これから期待のスタートアップだが、まだまだ資金が集まっていないので、参加者の皆様これから支援をお願いします」

最後に、市長より一言。
今日は福岡外からも参加の方々がいらっしゃいます。福岡にはフクオカグロースネクスト(FGN:官民連携の廃校を活用した施設)、そこにあるawabarというバーで情報が集まります。ぜひ福岡にお越しください。私は会合やパーティには出ませんがスタートアップのイベントには参加しています。

この後、スタートアップの皆様よりプレゼンが行われました😃

いいねが20以上あれば、続編をアップさせていただきます😄

読んでいただきありがとうございます!


動画が公開されました!各社のピッチはこちらからご覧ください!

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