将来の夢。
小学校バイトでのできごと。
ちびっ子が「ぼく英検2級持ってるんだよ!」って自慢してきた。
素直にすごいと思った。
そしてその子の手には英検準1級のテキストが...
「井上先生は漢検2級持ってるもんね〜」
とささやかな対抗をしてみたものの、5年生で準1級を目指すその姿勢に挑戦と向上心の大切さを教わりました。
「英語は好き?」
「すき!」
この子は世界を股にかけるかっこいい大人になるのだろう。
僕が小5のときは
どんなことが好きで、
どんなことにワクワクし、
どんなことにチャレンジしていたのだろうか。
10歳の時に、1/2成人式というものが行われた。
そのときに、20歳の未来の自分に向けて、手紙を書いたのを覚えている。
その手紙の冒頭にはこんなことが書かれている。
「僕はかっこいい大人になっていますか?」
かっこいい大人になりたかった自分。
今、そうなれているかと聞かれたら、
自信と誇りを持ってそうとは言えない。
だけど、かっこいい大人になりたいという想いは
間違いなく今も持ち続けている。
自分には将来の夢がなかった。
公務員でいいやと適当に決めた大学と学部。
大学の講義は全然ワクワクしなかった。
心から求めているものではなかったから。
だから僕は自然と自分の夢やビジョンや志を持っている若者を求めるようになった。
そうすれば自分の夢が見つかると思っていたから。
そこで出会ったのがシェアスペースiiraという学生の運営するコミュニティカフェでした。
iiraは「若者が誇りを持って自分を生きている山梨」をビジョンに掲げているシェアスペースです。
そこのオーナーである田中 悠二さんや初代メンバーの松本 悠幹さんや裏オーナー(?)の小椋 寛貴さんに会って僕の人生観は変わりました。
田中さんは「腸内細菌を通して世界平和を作りたい」みたいなことを言っててヤバい人だと思ったけれど、(いい意味で)
心からふつふつを湧き上がるものがあったんです。
それはワクワクでした。
その夢を語るその姿やあり方に、
僕も夢を持ち、それに向かってアクションしている人になりたいと心から思ったんですね。
でも、そんなすぐには夢って見つからないものです。だからとにかくフットワーク軽く行動しようと思って、いろんなイベントやセミナーに行くようになったんです。
大学2年生の秋。
だから自己変革プログラムmyselfにも行きましたし、青年赤十字の代表も務めさせて頂きました。
肢体不自由児のボランティアもしましたし、未熟ながらiiraのカウンターにも立たせて頂きました。本当に色々やったつもりです。中途半端で終わってしまうことも多くてご縁あったみなさんに迷惑をかけたことも多々ありました。
それでも夢って見つからないんですね。
いくらイベントやセミナーに行っても、いくら人生のビジョンやミッションを掲げても、あれもいいなこれもいいなと、他人に影響を受けてばかりでなかなか軸が定まらない。
そんな大学生活でした。
そんな中で、未熟ながら分かったことがあるんです。
答えは実にシンプルでした。
それは、『答えは自分の中にある。』ということ。
有名な台詞ですが、
10歳の時に書いたメッセージが
真の僕の夢だったんですね。
「かっこいい大人になりたい」
父のように大切な人のために働いて
母のように大切な人のために家事をして。
そんなかっこいい大人に憧れていました。
働いてる人はかっこいいです。
誰かのために働く。いいじゃないですか。
スーツじゃなくてもいいじゃないですか。
世の社会人はみな素敵です。
私はどうやら、つまらないものにこだわっていたみたいです。
「かっこいい大人を増やしたい。」
シンプル。
「◯◯を通してかっこいい大人を増やしたい」
大学4年生なのに◯◯が決まってない僕です。
社会一般的にはレールに乗ってない気がします。
でもそのレールって誰が決めたんですかね?
人って生きてればそれで
オールオッケーじゃないですか?笑
焦る必要はないけれど。
人生は選択です。
1度きりしかないこの人生です。
どうせなら、楽しく悔いのない人生を歩みたいですよね。
自己理解の合宿を経て、
少しジブンというものに対して余裕ができた気がします。
最後に1つだけお願いがあります。
僕の夢を応援してください。
長い長い道のりです。
末永く応援していただけたら幸いです。
どうせなら、陰ながらではなく、ダイレクトに。
僕も、ご縁あるあなたの夢を応援させてください。末永く。共に富士山を登りましょう。
お読みいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!
井上智貴(^^)
泣いて喜びます。