「図書館へ通え」?のナゾ

基本的にはシュタイナー教育がスキです。

いや、嗜好じゃないけれどあぁ、そうだね、って

思っているからです。


そんな自分は図書館にガンガンつれていってもらった幼児時代なんですが

自分の子どもは図書館へつれていったことがほとんどありません。


娘たちが幼児時代にすごした自治体の図書館が


「貧相」だったんです。

そうじゃなくてたぶんそれが「普通」で自分が子ども時代育った場所の

図書館が「豪華」だっただけだと、思うんですけれど…。


ともあれ、本を読むのはスキです。


でも、図書館の本って「借り物」なのでそれで自宅に本を満たしても

別になぁ、それって「自分のもの」にはなりえないんじゃないだろうか?って

思ったんです。


つまり「本」ってあまり知識の源になりようがないんじゃないか?って。


本を読まないヒトが増えているといっても

日本において文章を読めない(日本語を読めない」ってひと)は

相当少ないんじゃないかって思うんです。


テレビでCMみたって「続きはWEBで!」って読めないヒト。

いないんじゃね?ってくらいに。


LINEでスタンプつかっていたって結局は日本語で

「行く」「行かない」「デート」「おやすみ」「おはよう」

みんな文章でやり取りしてます。


その「語彙」が多いか少ないかはさておき、語彙を増やすことだけが

目的で本を読んでるヒトって少ないはずです。

結局「娯楽」なんでしょ?


絵本の読み聞かせ、あれ、相当ムダだよなぁって思うんです。

毎日数こなせばいいってもんじゃねぇだろうよ(笑)


ふっと、外できいたことのある音楽がうれしくなったりする。

それと同じように「知っているものがここちよい」というのは

誰にでもありそうな。


だから気に入ったお話を延々、読んでいるほうがいいんじゃないか?


一冊、大事な一冊があってそれを毎日読んでいたほうが実は

幼児は「安定」するんじゃないだろうか?っておもっています。


そう、同じことの繰り返しは幼児を安定させる。

これってシュタイナーで繰り返されるフレーズな気がして。


結局大人の生活って三食同じ時間に食べて毎晩同じ時間に寝る、起きる。

同じ仕事場へ行くこと、の繰り返し。

その繰り返しに飽きることもあるけれど違うことをすると

なぜか「ストレス」がたまったりするわけで。


幼児にきょうはあちらあしたはこちら。これってやり続けて

好奇心に満ち溢れるのかどうかはしりませんが、安定はしないんじゃないか?


そう思いません?まぁ勝手に自分が思っているだけですが。


シュタイナーな感じだと絵本の読み聞かせは「しなくていい」という

ルール(のようなもの)はちょっと有名で。

別に厳格に決めるほどのことでもないんですが。


図書館へいけばいい親になれて賢い子どもになれるかどうか?って

やっぱり違うんじゃないかな?って。


おはなしの会とか。

乳幼児をメインのイベントをしたとして、わくわくあつまった

その「ママグループ」がおとなしく、図書館で集えるはずもないんじゃ?

って。


本をいっぱい読んだら賢くなれるわけじゃないんです。


図書館で本を読む。それってひとりで楽しむ「嗜好」の範疇。


なので借り物の本で「わたしは知識を得たのです」っていわれてもなぁ。

…っていう適当なことを考えていってみますが

自分は図書館で借りものの知識を得て「大学とか別にいいか」って

なった子ども時代をすごしたのでそういう例もあるよって(苦笑)


よい本は買うべきです。


そして作家さんを育てていくのも本当は読書が好きなヒトの

醍醐味なんじゃないかなぁ、とか。

そう考えるとわたしは読書があまりスキじゃないんでしょう(爆笑)

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