日本初のギルティギアシリーズのみをプレイしているプレイヤーとして、 ゲーミングチーム所属---サミット選手インタビュー

―まずWalkerGaming所属となった感想をお願いします。

サミット:このような話を頂きまして本当に驚きました。
自分はずっとギルティギアをただ楽しんでプレイしてきただけなので、
まさか自分がゲーミングチームに所属することになるとは思わなかったですね。
でも話を頂き本当にありがたく思っております。

―プロと言われることもあるかと思いますが、日本初ギルティギアシリーズのみのプレイヤーとしてチーム所属となったことについてどうお考えでしょうか?

サミット:チーム所属等は遠い世界のことと思っていたので、自分が第一号になれたことは光栄ですね。何でも第一号は嬉しいものです(笑)
プロの定義は自分にはよく分からないのですが、自分の中ではプロゲーマーというのはゲームのみで生計を立てている人だと思っています。
自分は本業があるので海外大会等もそう簡単には行けないですし、自身をプロだとは思っていないですね。

―チーム所属になったことにより、これからやりたいことや目標はありますか?

サミット:イベントには積極的に参加して、ギルティギアの面白さを伝えてプレイヤーを増やしていきたいですね。
全国のゲームセンターで対戦会等のイベントも出来たら嬉しいです。
目標としては勿論ですが、Walker gamingのサミットとして大きな大会で優勝したいですね。

―サミットさんは以前ユーザー主催の対戦会でチップ講師をされていたとのことですが、やはり今の時代そういったイベントは必須だと思いますか?

サミット:今の時代ツイッター等で色んな人と交流は取れるのですが、大事なことは技術等を教わるということではなく、対戦会等で同レベルくらいの友人を作るということだと思っています。
そういったイベントでは毎回友達を作ってくださいって言っているんですよ。やはり対戦ゲームといえど一人ではなく友人とやったほうが楽しいですからね。
ですから友人を作る場として対戦会等のイベントは大事だと思います。

―ギルティギアシリーズをずっとプレイされているとのことですが、きっかけと魅力をお願いします。

サミット:きっかけは高校生の時に友人とゲームセンターでGGXX♯Rを見て、すごく綺麗なグラフィックに惹かれました。
それでプレイしてみたらとても面白かった。それ以来ずっとやっているのでもう14年ほどになりますか(笑)
やはりギルティギアシリーズの魅力は自由度ですね。
画面が広く、システム面でもプレイヤーの個性を引き出すゲームとなっているので、同じキャラでもかなり個性が出ます。
自分にしか出来ない動きがプレイ上で出せるのが魅力かと思います。

―ご自身の中で特に思い入れがある大会などはございますか?

サミット:初めて全国大会に出場した闘劇2007と賽ですね。
前者はチーム戦で初の全国が決まった時は涙が出るほど嬉しくて。しかし本選では緊張で全く動くことが出来ず負けてしまいました。
賽はシングル戦だったのですが、大きな規模の大会で優勝することが中々出来なく、やっとの思いで優勝出来たので感無量でした。
全てがギリギリの試合で見ている方も盛り上がってくれたようで楽しかったです。

―最後に一言お願いします。

サミット:チーム所属とはなりましたが、自分の姿勢は今まで通り『ギルティギアを全力で楽しむ!』ということに変わりはありません!
これからもチップの魅力を引き出し、プレイしている自分も楽しみ、見てくださる方々にも楽しんで頂けるようなプレイをしていきますので応援よろしくお願いいたします!

取材・文=さにー

サミット 
ギルティギアシリーズにおける世界最強のチップ=ザナフ使いとして名を馳せる。
闘劇2007よりギルティギアシリーズの全国大会には必ず本選出場しており、最近の主な戦績として
・EVO Japanプレ大会: 賽 [sài] GGXrdR2 優勝(チップ)
・EVO2017(アメリカ) GGXrdR2 3位(チップ)
・GODSGARDEN #12 GGXrdR2 準優勝(チップ)
などがあり、賽のルーザーズからの大逆転優勝は記憶に新しい。
ギルティギア以外の格闘ゲームにおいても過去にブレイブルーシリーズにて全国大会本選出場。
恋姫†演武の八大家戦 第二幕において3位入賞などの実力を見せている。


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