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【その1】ダイアトニックコード_1

始まりました、音楽理論を学ぶシリーズ。

これは本当に単純に僕の学習日記になるので、わかりやすいかどうか、あっているかどうか、については保証できません。

ただ、初学者が一生懸命頭を整理しようとしてる様を追体験できるので、もしかしたらそっちのほうが理解しやすいという方もいるかもしれませんね。

という絶望的な願いをかけてこれから書き連ねていきます。

一応自分のメモ代わりにもなるしね。

※この記事は全体的にメジャーkeyの場合の話をしています



参考にする動画

まずは今回参考にした動画を以下に貼ります。

ジャズギタリストとして活動してらっしゃる宇田大志さんの動画を見ております。

今までも何回か音楽理論の動画を見る挑戦はしてみたのですが、毎回めんどくさくなってやめてしまいます。

理由はシリーズとしてどれも長かったから。

途中で何のためにやっているかわからなくなり、さらに次のライブの練習とかが始まって結局見なくなってしまうんですよね。

今回はサムネにもあるように3時間で世界を変えてくれるとのことだったのでこちらの動画を参考にしようと思います。

友達のめちゃギターうまい人もかなりリスペクトしてた方の動画ということで、期待値も上がっております。

なお、この動画ではダイアトニックコードまでを理解するためのものになっているということで、本シリーズの記事も、それに合わせたタイトル、内容となっておりますので悪しからず。


そもそも"ダイアトニックコード"とは

ダイアトニックコードって一見難しそうに見える文字列ですよね。

ただ、この動画から意外とそんな難しくないんだということを理解することができました。

何段階か理解のためのステップはあるのですが、とりあえずダイアトニックコードという名前をもう少し噛み砕いた言い方をしてみると
"メジャースケールの音を順番に並べて作ったコード"
"スケールの音を一つ飛ばしで順番に並べて作ったコード"
(2023/10/12 修正)

という感じになりました。

これは僕の言葉なので、宇田さん、間違ってたらすみません。

ここからはメジャースケールのダイアトニックコード、という観点で記事を書き進めていきます。


メジャースケール

急にメジャースケールなんて言われてさらに混乱したという方もいるかもしれないので、ここでメジャースケールについて触れたいと思います。

皆さん、"ドレミファソラシド"って知ってますよね?
ピアノの白い鍵の名前ですよね。

これです。

鍵盤で見たときのCのメジャースケール(引用元 : 宇田さんの動画)

とまあだいぶ簡略化しましたが、最初の理解としてはこれでいいと思います。

ちなみにもう少しちゃんと説明すると、"ドレミファソラシド"はC(ド)のメジャースケールですね。(ここからは"ドレミファソラシド"を"CDEFGABC"とか言ったりします)

つまり、メジャースケールにもいっぱいあって、Dメジャースケールとか、Bメジャースケールとかもあるわけです。

じゃあ"ドレミファソラシド"がメジャースケールって言ってたの嘘じゃん!!

そう思ったあなた。
はい、その通りです。嘘です。

最初の理解としてこう言いましたが、ちゃんと仕組みを知ると完全な嘘ですこれ。

じゃあ本当は何者なのかといいますと
"全全半全全全半"です。

"決まった距離だけ離れた音の集まり"と言えると思います。

これだけ言われても呪文だと思いますが、先ほどの画像を見れば何となく理解できるのではないでしょうか。

白鍵と黒鍵を特に区別をつけず、とりあえず鍵を2個分進むときが全、一個分しか進まない時が半、ということです。

画像をもう少し詳しく見てみましょう

全と半(引用元 : 宇田さんの動画)

レからミに進むときは黒鍵を1個と白鍵を1個進むので合計2個の鍵を進みますよね?だから全。
ミからファに進むときは白鍵を一個だけ進みますよね?だから半。

こんな感じでスタートの音から"全全半全全全半"と進んでいった時の音の並びをメジャースケールといいます。

ドから始まった場合はこの法則にしたがうとたまたま白鍵だけ(CDEFGAB)になるんですね。(まあおそらく順番的にはドレミファソラシドをメジャースケールにしようって話の流れだとは思うのですが)

これがレから始まった時、つまりDメジャースケールの音を並べたいとなると以下の図のようになります。


Dメジャースケール(引用元 : 宇田さんのPDF)

なんでこうなるかは、実際に鍵盤の図を手元に用意してやってみてください。多分これまでの説明で分かるようになってると思います。


メジャースケールの音を順番に並べる

先ほど、ダイアトニックコードとは"メジャースケールの音を順番に並べて作ったコード"だという風に言いましたが、メジャースケールを理解すればこれからの説明をすんなり受け入れられると思います。

以下にCのメジャースケールに基づいたダイアトニックコードを示します。

Cメジャースケールに基づいたダイアトニックコード(引用元 : 宇田さんの動画)

これは、縦一列ずつがそれぞれ4音から成るコードになっているのですが、皆さん、この4音がどう並んでるか、わかりますかね?

基準の音からメジャースケールに沿って一音ずつ飛ばした音を並べている

んですね。

例えば一番左のド、から始まるコードであれば
"ファド"
と、太文字であらわしたところが上の図にも書かれてますよね?(ちょっと見づらいかもですが)

左から2番目のレから始まるコードであれば
"ドファ"

といった感じに、スタートの音からメジャースケールの並びに対して一音ずつ飛ばした音を並べています。

これがダイアトニックコードの作り方になります。
こう見ると意外と簡単に見えますよね。

コードの名前の付け方

ここはまあまあ複雑だったので簡単に書きたいと思います。
例として、Cのダイアトニックコードに命名した結果がこちら。

Cのダイアトニックコードを命名(引用元 : 宇田さんの動画)

基準の音からある音がどれくらい離れているのかを示す度数表示というものがありますが、こちらの画像にある数字はすべて一番下の音を基準としたときのそれぞれの度数を示しています。(例えばドから見たミは3度であるといいます)

でも、数字の横にある記号は△だったりmだったり、なんかいろいろありますよね?

こんな感じでコード内の音で度数表示を記号付きでしていったときに、いろいろな組み合わせが出てきます。

この記号付き度数表示の組み合わせによってコードの名前が変わっています。

結論としてはCのダイアトニックコードはこれらの7つのコードになっています。

命名規則についてはぜひ宇田さんの動画を見ましょう。


ディグリーネームを使った表現

僕はこの動画でディグリーネームという単語を数年ぶりに思い出したのですが、皆さんはいかがでしょうか。

先ほど度数表示、についてお話ししましたが、これをかっこよく言っただけです。

なお、実際に文字に起こすときはローマ数字を使っています。

ダイアトニックコードをディグリーネームを用いて表現(引用元 : 宇田さんの動画)

先ほどまで説明に使っていたのはCのダイアトニックコードでしたよね?

これをBのダイアトニックコード、Dのダイアトニックコードと、キーの音を変えていっても、△7になるのかm7になるのかとかは変わんないんです。

なぜなら全て"全全半全全全半"の規則で並んだ音の並びを使っているから

じゃあもう実際の音の名前じゃなくて、ディグリーネームを使って表現すればどの音がキーになってもコードの種類すぐにわかるじゃん、となってこの表現が生まれました。

例えばDメジャースケールは
D E F# G A B C# (D)

となりますので、Dのダイアトニックコードは
D△7 Em7 F#m7 G△7 A7 Bm7 D(♭5)m7  (D△7)

となります。これで分かりそうですかね?

ローマ数字になっているところに各キーのメジャースケールの音名を当てはめてしまえば各キーのダイアトニックコードもわかってしまう!ということなんですねえ。


まとめ

とまあ今日は動画も途中までしか見てないのでここまで。
ただ、ダイアトニックコードが何者なのか、どんな風に出来上がるのかはここまででわかりました。
(↑わかってませんでした 2023/10/12)

ただ、僕が音楽理論を学び始めた理由として、曲を作りたいからという野望があるんですね。

この野望に対してダイアトニックコードがどんなふうにできたか、が分かってもしょうがないので、このダイアトニックコードをどう使っていくのかが気になるところですね。

おそらくこの動画の後半は、どの順番でこのダイアトニックコードを弾くと気持ちよく聞こえるのか、なんて言う話に展開されていくのではないかと予想しています。

それが分かればなんか簡単に一曲作れそうなもんですよね。

ということでまた次回にご期待ください。
というか僕が期待しています。

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