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【妄想ドラマ企画19】もらい泣き刑事

 「はぐれ刑事」の藤田まことを見て刑事を志した男は根っからの人情家で涙もろい。
映画なら松竹の母子ものに涙し、アニメなら「フランダースの犬」でパトラッシュの健気さに涙し、歌なら美輪明宏「ヨイトマケの唄」で号泣する。

30歳を過ぎた今は、さらに副交感神経がスパーク
何を聞いても、何を見ても、かってに頭で深読みして泣いてしまう。

刑事ドラマの見せ場とも言うべき。
断崖絶壁に追い込んだ犯人が語る最後の事情説明。

最初からボロ泣きして、犯人のスピーチが聞こえない。

被害者よりも、加害者よりも、遺族の誰よりも、事件に共感し感情をゆさぶられてしまう男。

それが「もらい泣き刑事」。

役者は吉岡秀隆一択!


「なんて悲しいんだ、逮捕なんて出来ない・・・今すぐ逃げて下さい」


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ドラマ企画100本目指します!