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【妄想ドラマ企画22】ロボット刑事

20××年東京。
検挙率は激烈低下、警察官の殉職者が史上最大となり、警察組織による治安維持の限界が叫ばれていた。

政府は事態を打開すべく「ロボット捜査法」を立案、警視庁科学捜査研究所にロボット警察官の開発を依頼。

ついに、その初号機が誕生した!!

タイトルバック!
 
この物語は、科学の粋を集めたロボット刑事とコンビを組むことになった、普通の刑事の普通じゃない捜査を描く。

警察庁は、強力な火器と科学捜査データベースを内蔵する最新型ロボット刑事の実地調査を兼ねて、「特殊捜査班」を警視庁内に設立する。

その相棒として選ばれたのが、足とカンの地道な捜査をモットーとする捜査一課刑事・芝だった。ロボット刑事は「刑事のイロハを習得する」と称して、24時間常に芝につきまとい、張り込み、尾行、捜査会議、飲み会、そして家に居候しはじめる。

二人のコンビ捜査はあらゆる面で対立するが、やがてロボット刑事は派手な捜査を展開しはじめる。
「窃盗事件捜査中に、心理捜査からグリコ森永事件の真犯人を逮捕!」 「暴力団事務所をナパームで焼き払い!」と連日マスコミは大賑わい。「人間の捜査は限界に来た!」と刑事・芝の捜査は時代遅れと言われるようになった。
ロボット捜査が世論で盛り上がる一方、ロボット刑事は芝の人柄に触れるうち、心の葛藤を見せ始めるようになる。傷つきやすくセンチメンタルな複雑な内面を持ち始めた。実は、ロボット刑事の中枢には、芝が以前に指揮した立てこもり事件で流れ弾にあたり殉職した若い交番勤務の警察官の頭脳が移植されていたのだ。

やがて、芝とロボット刑事は、凶悪事件の背後に「国民総武装」を掲げる政治家と武器企業の存在を察知し、日本の警察官の誇りを胸に、決死の突入劇を展開する!!

「ロボット刑事K」と「ロボコップ」をパクりつつ、リアルなポリスストーリーとサイバーパンクの合体。

それが「ロボット刑事」


(お知らせ)妄想刑事シリーズをお好みの方は、こちらもどうぞ、Kindleで長いのも書いています。ご一読いただけると何よりの幸せです。


ドラマ企画100本目指します!