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賢い患者生活

今後の治療に不安があると伝えたら時間を1時間ほどとって説明してくれた私の主治医先生。歳の頃は40代前半でしょうか。
韓国ドラマ「賢い医者生活」の産婦人科医に似た感じです。ので特にイケメンではありません。残念ながら。(笑)

初めて先生に会った時から男性のタイプとは別に好きなタイプでした。信頼できるというんでしょうか?わかりやすく説明しよう、相手を尊重しよう、面倒がらず、何があっても落ち着いている、そんな感じでした。イケメンじゃないですが。

まずどんな事を知りたいか聞いてくれました。それからそれに沿ってさらに別情報もプラスして、情報を提供してくれました。これは医者として当たり前でしょうか?私が出会ってきた先生、そんな先生ばかりではありませんでした。そしてイケメンはほぼいません。

今日の説明で来月からの治療について決心がつきました。今日の1時間は本当にありがたい気持ちになりました。

すこし自分も変わったのだ、と感じます。
自分を大事にしてくれる事はどんな小さい事でも貴重な事でありがたい、と。最近気づいたからでしょうか。そう気づく前は、自分にとって気に入らないことがあると割とすぐ怒っていました。「どうしてそうなるわけ?!」「なんで~ないの?」など。

病院に行く暑い道すがら、青い空を眺めながら思った事があります。
またまたユダヤ人精神科医ヴィクトール・フランクルの言葉からの引用ですが、

「私が人生の意味を問うのではなく
人生が私に意味を問うのだ」

瞬間瞬間起こる事象に反応して意味を見出そうとするより
その事象により人生が私にどんな意味を求めているのか考える、という事。その事象が避けられないなら、それをどう受け止め、どう振る舞うか?
といった事。うまく言えませんが、また頭をまとめていきたいと思います。

そういう意味で、流れに身を任せる事も必要だという事。なんでも自分で解決できる、どんな逆境もワシワシと茨の道をかき分けて前進するのも一つの道ですが、プカプカと水に浮かんで、流れを任せて前進するのも一つの道であるだろうと思います。

本当は主治医先生に巷に溢れる民間療法について聞こうかなと、病室に入る前まで考えていました。でも話しているうちにそんなのは無意味だと気付いてやめました。プカプカ浮いてみようと思いました。

♦♦♦♦
「後、20年は生きたいんです!」と先生に思いを伝えると、
「ああ、そうすると私が定年するまでのお付き合いになりますねmmmm(笑)」、、、
あ、それはちょっと。。。癌寛解の最初の目安5年は絶対お世話になるので、体と心もメンテナンス自分でもプカプカと続けていこう。

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