土【問題あれこれ】6/53

毎週土曜日は、
杖作りのためのテーマメモ。

ついに2024年が始まりました。
土曜日はそもそも魔法ってなんだろう?
を考える日。

今日は久々に遠出をして、雪深い所におり、
パソコンが無いのでスマホで記事を書く。

これはこれで大変だ。
キーボードが、楽でいい。

箇条書きで申し訳ない。
文体が変わってしまいすみません。

先週だったか、朝日新聞の2面にあった記事が脳裏にある。

建設業界の人手不足の記事で、
50代前半男性が熟練した建設業務の腕があるにもかかわらず、過去様々な不条理を経て、
建設業界を見限り、

ウーバーイーツの配達の方が、ドライだがしかし、人間らしく扱われている。
建設業界には戻らない。

という内容なのだが、
これはすごいよく分かる。

私も非正規、時に正規で日本の企業にて
たくさん仕事をさせてもらったが、

最終的に
一番人間として扱われたと感じたのは、
外資系のIT企業だ。

なぜかと言うと、
年齢、性別、外見、学歴、性格、
それらの全てに関係なく、

業務でスコアに応じて
給与が支払われる。

本当にただこれだけのことが
どれほど嬉しいか。

外資系は、プロジェクト単位なので
節目で仕事そのものがなくなる。
その点、ほんとにドライ。

だが、そのプロジェクトにおいてフェアだ。

組織が生き延びることを印篭として、
生贄を良しとする匂いが
日本企業からはする。


私が20代後半に衝撃を受けた映画に、楢山節考と言う映画がある。

一言でいえば、姥捨山の話しだ、

その村は生き残る為の方法として、
長男のみを人間とし、
次男以下を家畜より少し上の奴隷とする制度を採用している。

メンバーシップ型の雇用が、

構造的な下請け搾取や
非正規の経済合理性を取り入れた事は、

まさに、
社会合法的な奴隷を得たに等しく、

楢山節考的な
サスティナビリティを良しとしたと
私は、外資系で働き思いました。

だから、
冒頭の建設業界の記事に登場された
おじさんの言うことがよく分かる。

散々に
人間扱いもせず、
今、人手不足だからとふざけるなと。

竹中平蔵がパソナグループを作り、
派遣をガンガン使い、経済を回し、

それが本当に人間らしい社会だったと声高に語るなら、本当に恥ずかしい事だと理解して欲しいと願います。

たくさんの非正規を生み出し、
経済合理性をうたい、

そこにおかれ、

分離された人々に
いかんともしがたい、
溝と不信感を生んだことを

主導した人たちは
あたかも恥部を扱うが如く、
あけすけに出来ない居心地の悪さを
生涯持ち続けてほしい。

その上で、
それはそれとして

どの年代の人達も
それぞれに幸せに生きて欲しい。

自分の中で最も良いだろうと
思える方法論はあるのですが、

冒頭の朝日新聞の記事における、

一番の問題は、
相互信用がもう無くなっているコト。

小手先のリスキリングや
税金の補助で何かやっているという
格好を付ける前に、

魔法的という観点からいえば、

どうしたら

その不信の中で
もう一度相互信頼を築けるか

本当に考えてみることが、
大切です。

人手不足は、
本当に人がいない事で起こっているのか、
疑った方がいいと思います。

スマホ打ち込みで
たくさん書きました。
では。


サポートしたいと思われましたら、ぜひ「こんな杖を作って見てという製作への要望」や「こんなことに利用して欲しい」と私にメッセージをください。想いをのせ、ぜひ一緒に活動を作りましょう。その際には必ず報告します。