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蛍?

ホーホー ほたる来い 山道(山ぶし)来い。
あんどん目がけて また出て来い

ほーほーほたる来い
あっちの水はにがいぞ
こっちの水はあまいぞ
来い来い 黄金(こがね)の水くれる
     黄金の水くれる
(ほたる捕りの唄)より抜粋。

小学生のころ、お盆近くになるとお墓掃除兼お墓参りに越後湯沢のその先、信濃川を渡り、とある地へ帰省していました。

夜になり、親戚一同が集まる家に向う田舎道。
心地よい風と虫の音。
ふと、遠くのお墓の方角を見上げると、見覚えのない家から淡い光と裸の女性の後ろ姿が幻想的にみえた。
すると、すぐそばをとても大きな蛍の光が飛びかう。
そんな小さなときの思い出。
後日、蛍の話をばっちゃんにすると、このあたりじゃお盆には蛍はもういないきに、7月初め頃じゃないとみれないとの返答。

そんな昔話。

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