AIが業績にインパクトをもたらす条件

AIブームに沸き起こっていますが、AIが企業業績にどのようにインパクトをもたらし投資家に利益をもたらすのかを考えてみました。

例えば生成AIを用いると議事録の作成や集計などが必要になくなります。
それまでデータ入力や議事録の作成などに従事していた人は業務がなくなります。

その時に企業として取るアクションがリストラクチャリングです。企業、従業員にとっての理想は配置転換です。

アメリカ企業の場合、解雇をしやすいのでAI導入に費用がかかったとしても解雇した人数✖️人件費分、そのまま企業利益が増えます。

日本の場合は解雇が難しいので配置転換で新たな価値を生み出すことに人的リソースを転換させることが行われるでしょう。ただ、問題はこの配置転換時の業務内容が曖昧だったり、企業側に戦略がなかったりすることです。
最悪、配置転換が意味をなさないことに終わる可能性が高いです。

その場合、AIの導入にかかった費用に加え、人件費が残りますので企業業績を圧迫します。

AIでの業務の効率化には解雇または配置転換がセットで必要です。
また業務をAIを活用しドラスティックに変革させていく経営力も必要です。

AIをリードする企業に加え、活用面でも業績にインパクトを残すのは米国企業になりそうです。

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