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ソンクランその1(前編)

今年3つめの正月が始まった。7時くらいに起床し朝食を済ませ、PS4のマーベルズスパイダーマンを少し進めた。身支度を整え、配車アプリで車を呼ぶ。5分で来てくれるとのこと。連休で道が混みそうかつ、コロナ対応で搭乗手続きに時間がかかりそうと考えて、通常より2時間くらい余裕を持って出発した。

ドライバーの人(男性か女性かわからず)がタイ人?と聞いてきたので、日本人ですと応える。その後、あれ?スワンナプームじゃなくてドンムアン空港なの?それでこの金額?と騒ぎだした。知るかよ金額は勝手に決まるし、行き先くらい確認しろと思いつつ、キャンセルですねと言って家に戻ってきた。

ここからが困った。出発後は客である私はキャンセルができない。なのに、ドライバーはキャンセルの仕方がわからないと言い出した。なんなんだこいつは。それから15分くらいサポートに電話してガチャガチャやってようやくキャンセルでき、そのやりとりを見ていたのかどうかわからんがタクシーが近づいてきてドンムアンまで送ってくれることになった。

幸い道は全然混んでおらず、搭乗手続きも一瞬で終わったため、かなり出発まで余裕ができた。昼ごはんをゆっくり食べ、小説を読んでいたら搭乗時間になった。QRコードを読み込んでオンラインで簡単な登録(行き先でのアドレス、ワクチン接種の有無など)をしてから、飛行機に乗り込む。フライトは1時間半で、離陸したらすぐに寝てしまってあっという間だった。

チェンライ国際空港はとても小さい。なんか知らんがいわて花巻空港を思い出した。北だしね。配車アプリを使ってホテルへ。ドライバーおっちゃんが優しい人で、シラチャから来たというとなんか嬉しそうにしていた。おいしいレストランと観光名所を教えてくれ、短距離だったのになんていい人なんだと感銘を受けた。

羽根の真横の席になりがち
チェンライ国際空港

ホテルは川沿いの古めの建物で、周りも中も静かで驚いた。車の走行音も虫の鳴き声もしない。部屋はまあまあの広さで、中庭のプールが見える。浴槽付きであるのは、必須条件にしている。ふだん入れないので... 福井にいた時は寮の大浴場に入り放題だったし、近場に温泉がいくつもあったのでありがたみがなかったお風呂。今では、旅行の時の楽しみのひとつになっている。

長くてよい浴槽
ソファっていいよな〜

後編につづく。

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